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フランスに住んでみたい〜決断とそれからの行動〜③ 日本

こんにちは。
フランス・パリ近郊は、今日も晴れています。

昨晩は中秋の名月でしたね。
満月は見れましたか?
こちらでも見てみたのですが、夜中には見れず…雲で隠れていたのかなと諦めていたのですが、朝方(フランスの6時台はまだ暗いです)に綺麗な月が!
起きかけていた子どもに声をかけると、すぐに飛び起き、まんまるの月を見て喜んでいました。

さて、今日は昨日の続きです。
これまでの記事は、
フランスに住んでみたい〜決断とそれからの行動〜 日本 
です。この記事を偶然読んでくださった方は、興味があれば①と②も読んでみてください。

1.ビザのこと(2021.9.17の記事を参照)

2.お金のこと —フランス滞在費—
    (2021.9.21の記事を参照)


今回は、フランスに行くまでのこと、
次回は、戻ってきた後のことを
渡仏前にどのように考え、どう行動していたかをまとめたいと思います。

3. フランスに行くまでのこと

日本で普通の日常生活を送っていました。
社会人でしたので、平日は仕事(残業あり)、土曜日は月に2回は半日出勤、日曜日と祝日はお休みという生活でした。

その中で、フランスに住んでみたいという気持ちを持続させることは難しい…というより辛かったような気がします。すぐにでもフランスへ行けたら辛いとは感じなかったでしょう。
社会人生活が長くなるほど、慣れてくるし、安定を求めたくなるものです。
仲のよい友人たちと会えば、仕事の話か恋愛・結婚観についての話です。その話で盛り上がる中、"私はワーホリでフランスに住みたいと考えている"とはなかなか言い出せませんでした。
そこにある現実とどんどん離れていっているような感覚…とでもいうのでしょうか。少し孤独でした。

でも自分で決めたことです。
仕事は自分の仕事を責任もってやりきる、
友人達と会う時は楽しむ、
自分の時間は渡仏準備や他の好きな事をするために使っていました。

- フランス語に対するモチベーションを上げる
独学でコツコツ勉強していたフランス語は、あまりというか全然身に付いている実感はありませんでした。日常でも使いませんからね。笑

なので、試しにフランス語検定(以下、仏検)を受けることにしました。当時の私は、DELF, DALF(フランスで認められている公式のフランス語資格)の存在を全く知りませんでしたから、仏検を受けておけばフランスでも通用するだろう、なんて考えていました。

仏検とは?
仏検は、フランス語の実用能力を客観的に測る日本独自の検定試験です。
(仏検ホームページより引用)

日本独自の検定試験…今なら意味が分かります。
きっと日本にいれば有用な資格となるでしょう…

その当時は、ワーホリ後は日本で働くと考えていましたし、ワーホリの経験を次の仕事に活かしたいとも思っていました。


さて、話を戻します。
まずは仏検4級を目標にしました。

4級 日常のフランス語
程度:
基礎的な日常的フランス語を理解し、読み、聞き、書くことができる。

標準学習時間:
100時間以上(大学で週1回の授業なら2年間、週2回の授業なら1年間の学習に相当。高校生も対象となる。)

試験内容:
読む 基礎的な単文の構成と文意の理解。基礎的な対話の理解。
聞く 基礎的な文の聞き分け、日常使われる基礎的応答表現の理解、数の聞き取り。
文法知識 基礎的な日常表現の単文を構成するのに必要な文法的知識。動詞としては、直説法(現在、近接未来、近接過去、複合過去、半過去、単純未来、代名動詞)、命令法等。
語彙:920語

試験形式:
1次試験のみ(100点)
筆記 問題数8問、配点66点。試験時間45分。マークシート方式。
聞き取り 問題数4問、配点34点。試験時間15分。マークシート方式、一部数字記入。

(仏検ホームページより引用)

書店で仏検4級のためのテキストを購入し、空いている時間に勉強しました。———無事合格。

その半年か1年後くらいに、3級も受験し、合格しました。勉強方法は同じで、書店でテキストを買い、マイペースに学ぶスタイルです。
3級の試験内容・形式は下記のとおりです。

3級 基礎の総まとめ
程度:
フランス語の文構成についての基本的な学習を一通り終了し、簡単な日常表現を理解し、
読み、聞き、話し、書くことができる。

標準学習時間:
200時間以上(大学で、第一外国語としての授業なら1年間、第二外国語として週2回の授業なら
2年間の学習に相当。一部高校生も対象となる。)

試験内容:
読む 日常的に使われる表現を理解し、簡単な文による長文の内容を理解できる。
書く 日常生活で使われる簡単な表現や、基本的語句を正しく書くことができる。
聞く 簡単な会話を聞いて内容を理解できる。
文法知識 基本的文法知識全般。動詞については、直説法、命令法、定型的な条件法現在と接続法現在の範囲内。
語彙: 1,670語

試験形式:
1次試験のみ(100点)
筆記 問題数9問、配点70点。試験時間60分。マークシート方式、一部語記入。
聞き取り 問題数3問、配点30点。試験時間約15分(部分書き取り1問・10点を含む)。
マークシート方式、一部語記入。

(仏検ホームページより引用)

準2級からは、2次試験もあるので、私には難しいと感じ、受験は3級までにしました。

- テレビ、雑誌、書籍でフランスをもっと知る
とにかくフランス🇫🇷というタイトルの付くものを発見したら必ずチェックしていました。
当時は、私自身にブログを読むという習慣はありませんでしたし、YouTubeなどもありませんでした。それに仕事で1日パソコンと向き合わなければならなかったので、仕事以外ではあまりパソコンを開くことはありませんでした。

- 家族、友人との時間を大切にする
家族とはよく国内旅行に行きました。楽しかったです。
渡仏前には、母と2人で韓国旅行にも行きました。とても楽しい思い出ができました。

明日9/20は敬老の日
というタイトルでも書きましたが、祖父母にも毎月会いに行き、顔を見せるととても喜んでくれました。

友人とも会ってごはんを食べに行ったり、たくさん話したり、遊んだりしました。

- 仕事に誠実に向き合う
ワーホリに行きたい旨を最初は母に、その後父に打ち明けた際、「全てを自分ですること」を条件に出されました。
実は条件?約束事?みたいなのが、他にもありました。

それは、今の仕事を3年は続けること。

両親は割と固い考えを持った人たちです。
「石の上にも三年」という言葉があるように、まずは今の場所で3年頑張り続けなさい、というものでした。
お金を貯めるだけの仕事では、私のためにならないと考えたのでしょう。

とにかく必死に頑張りました。
約4年くらいだったと思います。

色々なことを学び、仕事を通じて様々な人にも出会いました。決してフランスに結びつく職業ではなかったけれど、頑張ってよかったと思います。

そして、4年後には目標金額にも達していました。

仕事のことは、いつかまた別の記事で書いてみたいと思っていますが、まだ上手く言葉に表現できる自信はありません。そのタイミングが来た時にお伝えできればと思います。


長くなりましたが、今日はここまでにします。
最後までお読みいただき、ありがとうございます😊

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