スペインのクラッシック音楽#1 ピアノ篇
スペインのクラッシック音楽の作曲家と言えば ピアノ篇
ピアノを弾く人にはまず、ファリャ、アルベニス、グラナドスが出てきますよね。
・マヌエル・デ・ファリャ
(1876〜1946)
フラメンコの独特なリズムとメロディーを芸術的音楽に確立させました。
迫害され、言葉を発することすら許されなかった嘆きや苦しみ、そして暮らしの中で得た喜びなどを表現し、即興的に派生したフラメンコ音楽。
それを楽譜に起こして、後世に残したファリャの功績は偉大で、スペイン音楽の祖として讃えられ、通貨がユーロになる前のペセタの時代には紙幣にも印されていました。
バレエや舞台音楽も多く手がけています。
・三角帽子
・恋は魔術師
・交響詩的印象「スペインの庭の夜」
などなど
ファリャの曲の中で最も好きで印象深いこちら、
オペラ「はかなき人生」より第二幕 スペイン舞曲第1番
オーケストラやヴァイオリン、ピアノソロで演奏されることが多いですが、素敵なピアノ連弾を紹介します。
ドラマティックですね!
・イサーク・アルベニス
(1860〜1909)
多くのピアノ曲を残しています。
ギターに編曲されている曲も多く、アストゥリアスやタンゴなどが最も有名ですね。
・組曲「イベリア」
・組曲「スペイン」
・スペイン組曲
などなど
組曲「イベリア」は超難曲と言われていて、いつか挑戦してみたいのですが、、、
・エンリケ・グラナドス
(1867〜1916)
美しいメロディーが特徴で、スペインのショパンと言われています。
スペインの画家ゴヤの絵画にインスピレーションを受けて作られた
・ゴジェスカス
スペインらしい情緒豊かな旋律とリズムの
・スペイン舞曲集
その中から、
スペイン舞曲集 第5番 アンダルーサ
その名のとおり、<アンダルシア風>という意味で、昔ピアノのレッスンを受けていた際に、当時習っていた先生から
「スペインものは独特な雰囲気があるので、色々なスペインの曲を聴いたり観たりしてみて」
と言われて、すっかりスペインの虜になってしまったのが四半世紀前。
フラメンコとの出会いでした。
スペインものはこの方
アリシア・デ・ラローチャ
ではまた、
クラッシックギター曲など
素敵な曲を紹介していきたいと思います。
読んでいただき、ありがとうございました。