サッカーワールドカップのフランス優勝後のフランス代表NBAプレイヤーNicolas Batumのツイートまとめ

サッカーフランス代表のロシアワールドカップ優勝後の南アフリカ出身でアメリカで活躍するコメディアン、トレバー・ノアの発言を受けてのNBAプレイヤー、ニコラ・バテュムのツイートの翻訳です。

引用されたレキップの記事:バラク・オバマ「レ・ブルーは必ずしも全員ガリア人には見えなくても、全員フランス人だ!」

僕の言葉が強すぎたら申し訳ないが、「アフリカの勝利おめでとう!」と言っている人々は自分が何を言っているか見直したほうがいい!僕は「フランス」と大きく書かれた代表のユニフォームを誇りを持って着ているし、15歳のときからフランス代表でトロフィーやメダルを獲得してきているし、ラ・マルセイエーズを歌うし、アメリカにいるときには自分がフランス人であると高らかに主張する。
確かに僕の父はカメルーン人で僕の姓はカメルーン由来だが、僕らはフランスに生まれ、成長し、僕らの競技をフランスで学んだのだからフランスのために戦い、プレーしているし、フランス国籍であることを誇りに思っている。
皆フランスのため、そして僕たちを見て同じようになりたいと憧れるフランスの子どもたちのために勝ったのだし、フランスの三色旗を高く掲げる。僕たちはそうあることを誇りに思っている。共和国万歳、フランス万歳!

自分たちの一部である自分たちのルーツの誇りを忘れたことはない。

(上記のツイートに対する「どのルーツだ?君は自分がフランス人であると言い、自分が名乗る名前や父親のルーツはどうでもいいと言っている。まったくめちゃくちゃだ」というリプライに対して)
僕は父が亡くなってカメルーンに埋葬されたことも、まだ親族がカメルーンにいることも、僕の根っこの部分が母たるアフリカやその教育からできていることも、何も忘れてはいない!ことさらに言いふらさないのは、そうする必要がないからだ。

僕の父は10歳のときにフランスに来た。この国は彼を受け入れ、教育し、成長する手助けをした。僕はここで白人のフランス人の母から生まれ、父は僕が2歳のときに試合中に亡くなり、彼は僕に彼のような人生を歩まないことを望んでいた。父はカメルーン人であり、そして僕のフランス代表としてのキャリアを誇りに思っている!

ではおやすみなさい!僕のメッセージの伝えたいことをヘイト抜きで理解してくれたフランス、アフリカ両方の皆のサポートに感謝している。そうでない人々には残念だと言おう。全ては愛なんだ。僕はカメルーン系フランス人であり、それはこれからも変わらない!

僕の火曜日の晩のメッセージが引き起こした数多くの反応に対して、僕が言いたかったことをはっきりさせたいと思う。傷ついたり、気を悪くした人がいたなら本当に申し訳なく思う。僕の言い方が悪かったかもしれないが、あのメッセージには侮辱する意図は全く含まれていない。

僕は単純に、世界チャンピオンのタイトルに対する数多くのレイシストたちの、国籍と肌の色を同一視するメッセージに傷ついたのだ。それは僕自身がフランス代表のユニフォームの下で生きてきたことだ。だから、僕はアクションを起こし、メッセージを発信しようとしたのだ。

僕はどんな形でも自分のカメルーンのルーツを否定しないし、このダブルカルチャーを誇りにしているし、ずっとしてきたようにそれを訴え続けるだろう。フランスの、アフリカの、アメリカの若い世代に対して全力で貢献していきたいし、ひとつの力である多文化主義を守っていきたい!

僕の言葉を読んでくれたことに感謝し、おそらく特定の人たちを傷つけただろうことを申し訳なく思う。

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