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白鴻 四段仕込純米 赤ラベル やわらか仕立て

大分のお友達から海の幸が届きました!
岩がきはたくさん入っているうえに、一つ一つが大きくて、28センチのフライパンでは入りきらず、残った牡蠣は、それぞれ1段ずつセイロに入れて蒸すほど。
ヒオウギ貝も立派で食べ応えがあるし、大きな大きなパッチン(うちわ海老)は、1匹は脱皮仕立てのソフトシェル。
大人しいのでむんぎゅっと掴んだら、もぎゅもぎゅってうごいたぁ~(@_@)

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で、これらをクロネコさんが届けてくれる数時間前のこと、
今日の食材に合わせようと、低アルコール酒を求め、日本橋から東京駅に向かったのですが、方向音痴の私はどういう訳か辿り着けず。当てにしていた隣町の酒屋さんもお休み。
 
で、思いついたのが、先日鰻を食べる時に開封した『白鴻 四段仕込純米 赤ラベル やわらか仕立て』。
広島県呉市のお酒で、広島のお友達が送ってくれて大事に呑んでいたお酒。
普通の四段仕込というのは、どっちかっていうとしっかりとした甘さとコクが印象に残っているのですが、これはアルコール度数12.5度。
このお酒にしては酸が印象に残る味わい。優しい吞み口に柔らかな甘み、後半に夏らしく、白鴻らしい苦味とぴりりっとしたところがあるお酒。
 
合わせるんだったら、低アルコールで、強すぎない味わいだけど、しっかりとした酒質できちんと膨らみがある物か、
三重の富士の光やよしのともの純のように、クラシカルで旨みをたっぷりのお酒で、海の幸の旨みを受け止め増幅させようと思っていました。
低アルコールで強すぎない味わいというのは、夏だからっていうのもありますが、スイカと塩のように、海の幸の塩気が、お酒の味わいを濃く感じさせるかな?と思ったから。
そういう意味では良い選択だったかも。

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数日間、冷蔵庫で寝かせたお酒は、すっきりとした飲み口の後しっかりとコクがあり、その為、若干酸味は目立たなくなった物の、それでもちゃんと感じられます。
ヒオウギ貝はお酒とバター、そしてほんの少しの醤油で蒸していますが、岩がきとパッチン海老(蒸しました)は、何も調味料は要らず、時折レモンを掛ける程度。
ナチュラルな塩気と一緒になると、お酒の甘みがふわっと引き立ちますね。ヒオウギ貝とバター、苦味はワンセット。
尖っていなくて適度な酸味も檸檬と合わせたときに過剰になり過ぎず良い感じ。これがパッチン海老の旨みにしっくりきます。うんまかったぁ~♡
ほんと、贅沢で美味しい時間を過ごさせて頂きました♪
ご馳走様でした♪
(2017年8月2日)

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