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若波酒造の純米酒 生酒 若波

土曜日(2014年3月)の話になりますが、若波酒造の純米酒 生酒 若波をご馳走になりました。
初めて頂いたのですが、おいしいですね!
特に、最近呑み慣れていた広島や愛知のお酒、記憶違いじゃなければ関東に住んでいた頃に口にしていたお酒とも違う味の展開が新鮮でした!
まず、最初に飛び込んできた米の風味と酸。これが好き!
そして、渋みのない苦みと辛みが続いた後、一瞬ほわっと感じる甘さもいい。

肴は鶏と大根とジャガイモの煮物、タコ、小海老、鶏とレンコンとシソの天ぷら、鯛の刺身(ポン酢)、菜の花の胡麻和え、いかのマリネ、ごぼうサラダ、蒸し鶏。
この肴がベストかと言われると、お酒の個性をもっと活かせる料理があると思いますが、
お酒自体は、鯛の刺身だけは若干刺身が負けたものの、濃い味付けの煮物でも、揚げ物でも、マリネやサラダでも、お酒が料理に馴染んで盛り上げたり、後味をすっきりさわやかにしてくれたり。その守備範囲の広さにはびっくりさせられました。
特に面白かったのがマリネ。料理やお酒の余韻が全く残らず一瞬にしてストンと切れた感覚は初めて。

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で、そんなこんなを面白がっていたら、折角使ってみようと思っていた卓上酒燗器を試すことなく、きれいに呑み終わってしまっていました。
燗上がりするお酒だと後から聞いて、本当に惜しいことをしたと思いましたが、それでも、とっても楽しいお酒でした。
(2014年3月17日)

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