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篠峯 雄町 純米吟醸秋色生原酒 中取り

ていざ茄子という、どでかい茄子を貰ったり、牛テールを煮たり、日本酒を飲むテンション上がるのに、私の体調が追いつかない。
ってことで、ひやおろし広島軍団の皆さん、富山軍団の皆さんが出番を待っているのに、開封できず。

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ここまで体調が崩れる前に開封した、篠峯 雄町 純米吟醸 秋色生原酒 中取りを、思い出したように、少しずつ頂いておりました。
このお酒、全量赤磐雄町で7号酵母で醸しております。
 
開封初日はやや強めの吟醸香、甘みから苦味に味わいが写るとき、一瞬陰から酸味が顔をのぞかせ、プチプチ。そして冷蔵庫から出したてだからか、体調のせいか、苦味が強く、割としっかりした辛さ。
お酒は、少しずつ温度が上がってくるにつれて、味わいにまとまりが徐々に。
 
この日は、頂いた茄子との相性が良くって、四川風ラー油をさっとかけた茄子の肉みそ焼きとは、お酒の苦みや辛みが自然に料理に馴染み、とろっとした食感と共にいい感じだし、焼漬しともよく合う。
 
それから数日、冷蔵庫から出したての篠峯は、香りはおだやかになるものの、味わいはほとんど変化なし。
興味を持ったお酒は、全部呑み切らず敢えて少し残し、常温で放置するんですが、その時も、数か月放置しようがおいしく味わえただけあって、今回もホント、しっかりした酒質。
 
しかし、これは私が篠峯に求めた味わいではない。
シーザーサラダとか、合うお料理もあるけれど、組み合わせもかなり選ぶし。
…ということで、しびれを切らして、冷蔵庫に入れずに常温放置することに。
 
で、昨日はお酒を口にするつもりは全くなかったんですが、デザートに見切り品のシャインマスカットを食べた瞬間、篠峯を思い出し、ちょっとだけ頂いてみることに。
 
お酒だけ口に含むと、お酒にクリーミーな甘さがうまれ、酸味、苦味とのバランスがめちゃくちゃいい!
そして、シャインマスカットの甘みともよく馴染みバッチリ!

ここに加えるとしたら、さんまのソティのイメージなんだけど、もう、夕食が終る所だし、さんまもないので、缶詰のオリーブオイル漬けオイルサーデンを開封。ガーリックと出汁醤油でさっとソティ。
オイルサーデンの旨みとお酒の甘みが膨らむ。
更に、シャインマスカットとの三角食べ(三角吞み?)したら、お酒の名前通り、一気に秋色に包まれる。

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炭酸割りも、クリーミーな甘さをお酒の酸味と苦みが引き立てて美味しいし、 
くわぁ~、もっと早く開封常温放置するんだった。
 
…という訳で、瓶に残っていた篠峯は空っぽに。
 何はともあれ、美味しいお酒でした。ご馳走様でした。
(2018年10月18日)
 

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