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雨後の月 純米吟醸 千本錦

ちょっと前からブイヤベースが食べたかったので、作ることに。
ならば、ピッタリのお酒があるじゃない♪
雨後の月 純米吟醸 千本錦。
軽い苦味が心地よいスッキリとした甘みと、ふわっ、ふわっと広がるシャインマスカットの香り。
雨後の月の中でも毎年、特に楽しみにしているお酒の1本。
 
金目鯛、赤海老、あさり、だるまいか…。
トマトの風味を纏い、魚介の旨味をギュッと集めたブイヤベースに、マスカットの風味がふわっと広がる、程よく冷えた雨後の月。考えるだけでたまらない♪
 
お料理は他にアスパラとズッキーニをハバティで焼いたものと、柑橘系の酸味をアクセントに使ったカルパッチョ、それとシャインマスカットを少し。

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もともと、魚介類とは相性の良い雨後の月。
ブイヤベースはお酒の甘み、旨味がふわっと広がる心地よい組み合わせ。お酒の香りとブイヤベースの香りもとても自然に馴染みいい感じ。
今回は夕時だけど、天気の良い日に、ブイヤベースとか、リゾットとかパスタと程よく冷えた雨後の月をお昼から頂いたら、めちゃくちゃいい休日になるんだろうなぁ。
そんなイメージ。
 
カルパッチョやチーズは、お酒の苦味がポイントで、カルパッチョに混ぜ込んだセロリの葉っぱの苦味や、
チーズ、野菜が持つ苦味と同調して、この感覚がお酒の甘みを引き立てるし、旨味を感じながら、いつまでも楽しんでいたいような心地よさを生み出してくれます。
 
でも、残念ながら、いつまでも楽しんでいられませんでした。
なぜなら、お酒が空っぽになったから。
 
千本錦だからっていうのもあるんだと思うんですが、ここ1~2年の雨後の月、良い感じに力が抜けてるというのか、ナチュラルっていうのか、以前に増して心地よく感じるんですよね。
だから、本当に飲み干すスピードが早い。
 
その前に、今宵もデザートにシャインマスカットを少し。
シャインマスカットのような雨後の月に、シャインマスカット、どうなる?と思いましたが、シャインシャインマスカットって感じで、とても馴染んで広がります。
そこに、ハバティ(チーズ)をひとかけら。
ハバティの旨味と塩気とシャインマスカットの相性が良いのですが、そこに雨後の月が加わると、シャインマスカットの香りと甘みが官能的に広がり、すーっと消えていく、素敵な組み合わせ。
 
今宵も美味しくいただきました。ごちそうさまでした♪
(2018年10月22日)

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