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羽田酒造の吟醸酒25BY(俵屋のオリジナル)

昨日は餃子やスイートチリソース炒めといったなんちゃって中華風。
けれど、夫が日本酒を呑みたいっていうので、冷蔵庫をごそごそ。
選んだのは、京都の羽田酒造の吟醸酒13BY。
しばらく常温放置、そのあと冷蔵庫に入れたので、ひょっとしたらひねてるかなと思いながら、それならそれで良いかもと思って。
 
羽田酒造に出会ったのは、8年ほど前。
ふらっと寄った京都駅にあるデパートで、丁度京都のお酒を集めたイベントが行われていて、あれこれ利かせて頂いた中で、気に入ったのが羽田酒造。
それから、しばらく縁がなかったんですが、老舗俵屋ブランドがあるとのことで、手に入れてもらって我が家に。
で、開けたのがこのタイミング。
 
老香なし。すっとした呑み口。薄い細長いグラスがいい感じです。
お酒だけ頂くと、途中、微か~にバラけたお米感があるけれど、甘からず辛からず、嫌味なく、膨らみも適度ですっと上品な味わい。
  
『京都のお酒は、料理の邪魔になってはいけないんです。主役はあくまでも料理なんです』
とキンシ正宗の方がおっしゃってたんですが、
この俵屋、料理と合わせるとなお良い感じ。

といっても、合わせた料理は、鶏肉と野菜のスイートチリソース炒め、普通の唐揚げに餃子。俵屋のイメージとは程遠いTHE 庶民料理。

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餃子はついていたタレに柚子胡椒という感じで、癖はそこまで強くないんですが、それでも、よくこの料理に負けず、かと言って主張しすぎず、ホント自然にすっきりと馴染む味わい。懐深いお酒です。

よくぞ、俵屋とは到底かけ離れた庶民のごくありふれた夕飯に寄り添ってくれました。
1本飲み切るの、あっという間の美味しいお酒でした。
(2015年12月11日) 

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