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東一 純米吟醸 甲州ワイン樽貯蔵

肉を焼いてストックしておいたシチューのルーと合わせるつもりでしたが、間違ってカレーのルーを解凍しちゃいました。
ということで、竹原の地域銘柄牛・峠下牛はステーキに。残っていた春野菜と一緒に頂きました。
お酒は佐賀の五町田酒造 東一 純米吟醸 甲州ワイン樽貯蔵。

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樽貯蔵なので、少し重いお酒を想像しておりましたが、口当たりは爽やかでフルーティ。けれど、あっという間に樽の香りに包まれていきました。
舌にビターさとナッツを食べた時のような風味が残り、鼻に抜ける酸と樽の香りが心地よく感じました。ナッツやドライフルーツがたくさん入ったケーキを食べたときとも似てるのかな?
普段、ワインもいただくのですが、味のバランス、厚みは、ワインよりも私好みかもしれません。

このお酒をサーロインのような脂がのったお肉と合わせるといいですね。
お酒がソースにコクをだし、酸が油を流してくれ、とってもさわやか。
お酒と一緒に頂いたほうが、お肉だけ食べるより、ずっとおいしく感じました。
ほかの料理は、てんぷらの代わりに菜の花や蕗の薹がパスタになったぐらいで、サラダも、芽キャベツや菊芋のアンチョビガーリックオイル和えも同じ。


パスタの中の蕗の薹は、お酒の持つスモーキーさで、ふきのとうの独特な香りが少し弱くなってしまいますが、パスタのソースとよく絡んでいると、スモーキーさの中に素材の持つフルーティーさが立ってくるので、油との相性が良いお酒なのかもしれませんね。
あと、ほんの少しだけ残っているので、今晩も楽しみたいと思います。
(2014年3月20日)

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