見出し画像

生きる意味とか理由なんて、ほんとは無い。

「自分が生きてる意味ってなんだろう」

誰しも一度はそんなことを考えたことがあるだろう。

もしかしたら今現在、悩んでいる人もいるかもしれない。

そんな人に伝えたい。

人間には本質的には生きる意味なんてない。

9時間の手術を経て身体がぼろぼろになり、全く動けなかったベッドの上で僕はそう感じた。

1秒を生きるのに必死で、痛みに耐えながらとにかく呼吸をして時間が過ぎることだけを目的にした時、そこに意味なんて何もなかった。
あったのは動物的な生存本能だけ。

その経験から、生きる意味とか理由なんてものは実は何処にも無くて、人間が勝手に作りだすイメージに過ぎないということを知った。

人間はいつの間にか傲慢になって、自分たちを神か何かと勘違いしている。

でも所詮ただのタンパク質の塊。ただの動物。
animalはあれこれ頭を悩ませて「生きる意味」なんてきっと考えてない。
脳が異常に進化した結果の独特な苦しみ。

そう思った時、過去に悩んでいた自分が馬鹿らしくなって気持ちがラクになった。

一方で人間として生きる以上、意味とか理由とか、なんなら価値とか、そういうことを考えて生きていきたいとも思う。

でもそれで悩みたくはない。だってそこにはほんとは何も無いんだもん。

両極にある考え方を持って、揺らぎながら常に最適化して、ご機嫌で生きたいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?