循環

滞っていた。
今は、巡り出したと言えるのか。
必死で、巡らせようとしている。
いつからか息ができないまま生きてきた。
いつ終わってもいいと思う、
その志はずっと変わらない。
変わらないけれど、
そのつもりで生き延びてゆくこと、それが私の日々だろう。
今はもう少し、動くつもりの心臓と、
歩くつもりの脚と、
見るつもりの眼と、
巡るつもりの血液と、
掴むつもりの両手と、この道を、
生き切る。生き抜く。歩み抜く。

皮膚がざわざわしている。
まだ、果てではない。
道は続く。

青は、「生命」を感じる色だとも思う。もっとも強い生命の色。
「生まれる」世界。命の道。