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ある日
冷たくていい
白く澄んだ空気のなかにいる
営みの音が遠く、聞こえる
寒さのなかに自分の形がくっきりと見える
ここでいい
そう思えるほどには、癒えている
怖さの先に知った気持ち
永遠に閉ざしておきたかったけれど
すべてを涙にして
呼吸を取り戻す
涙になるほど、体は癒えていた
その真実を知った
傷痕は疼かない
形だけ残っていても
それはただの皮膚
怪我をしたのかと訊かれたら
生まれつきだときっと答える
けれど、まだ、閉じたまま
まだ、閉じたまま
恐れ入ります。「まだない」です。 ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 サポート、ありがとうございます。本当に嬉しいです。 続けてゆくことがお返しの意味になれば、と思います。 わたしのnoteを開いてくれてありがとう。 また見てもらえるよう、がんばります。