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朝が満たす

どうして

どうして、
こんなに簡単な気持ちを
言葉にすることができないんだろう

カーテンの隙間から差し込む光が
きれいだなって、窓を開けたら
虹が見えたんだよ

ただ、きれいな朝焼けを見るつもりで

一瞬のことかもしれない
雨雲が広がって
明るい青空も見えているのに
ぱらぱらと雨が降っていた

雀がさえずる

何を伝えているんだろう
雨の日の小鳥みたいに
本当はおしゃべりなわたしを
どうやったら自由にできるかな

瞬間の気持ちが
わたしに扉を開けさせる
あなたに会える気がしたよ

いつもいるって教えてくれた
わたしを見てと言わなくても
目があったなら
嬉しいけれど
あなたは、ずっとわたしを見ていたのかもしれないね


何が欲しい?
あなたには
わたしの心をあげようか

見ているだけで分かるように
あなたに
心をあずけておこうか

あなたに会うときに
取り戻したと思えるように


わたしの心が分からないと
怖がらなくていいよ

朝焼けを感じて窓を開ける
それだけの気持ちだから
あなたの見た空に、虹が無くても
わたしが、あなたへの気持ちを思い出したくて、朝を見た
それだけだから

朝日のように
明らかなあなたを
求める心がある

明らかなあなたが
わたしの心を守っていてくれる

わたしはわたしの陽を信じた



恐れ入ります。「まだない」です。 ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 サポート、ありがとうございます。本当に嬉しいです。 続けてゆくことがお返しの意味になれば、と思います。 わたしのnoteを開いてくれてありがとう。 また見てもらえるよう、がんばります。