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色の絵

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見出し画像に色の絵を使っている記事です。どの絵も気に入っているので、見てもらいたいなと思ってマガジンにまとめました。ほんのすこしですがみんなのフォトギャラリーにも上げていますので…
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#気持ち

まばたき

ただ、きれいだなと思った。 その気持ちを見てもらいたくて、扉を開く。 新しい季節が始まってゆくよ。 にぎやかな気配がして、楽しいね。 いろんな気持ちと話したい。 誰のことを聞いてもらおう。 あなたは?誰に会いたい? 会いたいひとに会えるといいね。 ここが待ち合わせ場所になればいいと思う。 それだけだ。 好きにならなくていいよ。 好きになってもいいよ。 お気に入りの景色じゃなくたっていい。 いつか、思い出の場所になる。 苦みも、痛みもあるままでいい。 すべてが心地好い必要

空白でいること

落ち着いた心を保ちたいときに、傍にいてくれるものなら見つかるだろう。 落ち着けないときは、どんな動きのものでも刺激になってしまうから難しいね。 空白が必要だろうと思う。 平気なふりをしようとするより、黙って堪えているよりも、ざわついた心を顕にするのが健全なのかもしれない。 けれども、ただ共感に疲れているのなら。 空白をあげよう。 何も感じなくていい。 何も言わなくていいよ。 動こうとしなくていい。 帰る心が見つからないなら、ゆっくりしていくといいよ。落ち着いたら、自分の心に

あなたの気持ちは何色ですか?

こんにちは、まだないです。 あなたの気持ちには、どんな色がありますか? あなたに見える色は、どんな気持ちですか? そんな話をしてみようと思って、わたしが思う「気持ちの色」のことをすこし書いてみました。 「感情の色」というには、抽象的な感じがします。やっぱり「気持ちの色」かなと思います。 黄色、青、赤、緑、白。五つの色の気持ち。 ここに書いた言葉は、それぞれの色や気持ちの「答え」ではなく、わたしの胸に浮かんだ、「自分なら、この色はこんな気持ちだな。」「この言葉は、自分なら

気持ちを目印にして

だれかの気持ちを目印にして、わたしはずっとわたしでいるんだと思う。 この気持ちが誰のものであったか、誰からもらったのか、忘れないから、自分の中で、地図のように在る。 気持ちを頼りに、わたしはわたしのかたちを保つ。 紡ぐように、編むように。 集めたものを、ばらばらにできないように定着させることは、わたしには難しい。いつでももとに戻せるように、手順を覚えて置こうとするから、あんまりたくさん持っていられない。 だけどわたしは、出会ったひとのことを、忘れずに覚えておくから、いつかど

書いた手紙を出さずにおくよ

言わないことがある。 言えないのではなく、言いたくないのではなく、言わずにいる。 言いたいと思えただけで、その気持ちを抱けただけで、 わたしには、優しい風が吹いたから。 あなたに言葉を渡すのは、いまじゃなくても構わない。 受け取りたいとあなたが思えば、わたしはこの手紙を、きっと届けるよ。 わたしの過去に種を蒔いてくれた。 諦めたつもりのかかわりにもう一度向かう勇気をくれた。 何に怯え、何を守ろうとしているのか、 何のためのたたかいなのか、気づかせてくれた。 この時間が、あな

冒険なんだよ

言いたいことならたくさんあるのに、頭に浮かんだ言葉を、どれから取り出したらいいのか分からなくなる。心臓をくっつけて話すことができたらきっと伝わるのにと思う。胸の中には、たしかに気持ちがあるのだから。 見えているのにまだ渡ることができない、そんな歯痒い気持ちに橋を架けるように、伝える言葉を探す。 苦しいのは、言葉にしきれないからだよ。その気持ちを抱くことがつらいわけじゃない。こんなに大事な気持ちがあるのに言葉にならない状態がいつも本当に苦しい。 だけど大丈夫、気持ちはそこにある

ことばにしないの

げんきでいたい げんきじゃなくていいよ げんきなのがいいの げんきになるまでおやすみでいいよ だいすきでいたい だいすきでいていいよ みんなきらいなの きらいでいいよ ほんとうはきらいじゃないの ひとりでいたい いっしょにいたい いっしょにいて、いっしょにいよう ねえきいて きいてなくてもいいよ、 見ていて 見てなくてもいいよ、そこにいると思っていて いないことにしないで ここにあるきもちは ことばにしたくないの ことばにしなくていいよ、だいじに抱えていてい

これは描きかけの絵だけど

言葉が上滑りする。からっぽにしてまた考えよう、また考えられるよ。って、ずいぶん思えるようになったけれど、ちょっと怖い。寂しい。明るい気持ちでお話していたいよ。思考が狭いところに入り込んで、今出会うべき瞬間を逃しているんじゃないかって怖くなる。寂しくなる。 今は、言葉を考える頭を使おうとすると、「闘い」が始まってしまう。この闘いは、今、大事なことだと思っているけど。 ひとつひとつ、闘いを終えていっている感じがするんだよ。今向かっている闘いが、もしこれきりで終わるなら、それがい

なつかしい夢をみた

今日は、抱えておくことしかできない日だ。 数日、ちょっと感情が暴発したような夢を続けて見ている。 かなしい、さみしいが身体を満たすとき、安心している。 今のわたしは、「たのしい」でずっと満たせるように、鍛えているところなのだけど。こんな気持ちを、もう書かなくてもいいようにと思っても、どうして書きたくなってしまうんだろう。 夢の気持ちを引きずらなくなることはできるだろうか。 色を心にかざす。「たのしい」を表す色を、もっと作ろう。さみしい色は、どうしてもきれいに見えてしまう。

丸くとがって平らなでこぼこ

祝福だけで関わりたいものがあるから、切り分けておく。わたしの気持ちも大事だから、持ち込まずに分けておきたいんだよ。 同じじゃないことで誰にも傷ついてほしくないから、わたしは、同じじゃないことであなたを遠ざけないという話をする。あなたがわたしを遠ざけても構わないという話をする。そのために、わたしに話せるわたしのことを、明らかにしておく。 それだけのことなのだと思う。わたしにできることはそれぐらいだ。 同じ体験を持たないことで、わたしはあなたを傷つけないよ。あるいはあなたに傷つか

心の気持ちと身体の気持ち

話したい気持ちはまたむずむずしてきたけれど、今日はまだ言葉が追いついてこない。まだ、「話したいことがあるなあ」という気持ちを感じたままでいたいような気分だ。 どんなふうに話そう。何を伝えよう。 そんな日は体を動かす。 こうして、血液が全身を巡るように、気持ちよく話したい。体を温めたり、栄養を摂ったりするような、言葉や表現が流れ出すために必要な刺激は何だろう。 わたしは特に睡眠が必要だ。考えて、起きる度に少しずつ片付いていく。たくさん広げればその分片付くのにも時間がかかる。

はみだす、ふみだす、うみだす、はぐくむ

はみ出してゆく 抑えきれないきもちが 踏み出していく みずから飛び込む 生み出してゆく まだ見たことのない世界を あるいは、 生まれないまま、 目に見えないものを、見えないまま 形のないものを、形のないまま 名づけもしないまま あるいは、ただ名を呼んで、はぐくむ きもちがある そのきもちに触れるものに 出会うために はみ出してゆく、 踏み出していく もっと大きくなるために、もっと拓いていくために、 切り分けられるものは切り分けて、 切り分けられるはずもないものはそ