シェア
「わたし一人分の容量で」
気持ちをぴかぴかにして、なかまたちに会いたいね。
磨く。 潜ったり探したり迷ったりするよりも、ずっと難しい。ずっと疲れる。 集中力がいる。 できると楽しい。
己とは何か。己を行うとは何なのか。 もう一度問う。何度でも問う。
空気を入れ換えて、また、一歩一歩。ひとつずつ。 靴をきれいにして、玄関を整えて、それから、新しい気持ちをひとつ、鞄に入れておこうかな。
答えは見つかるのかなあ。 今この瞬間の感動が答えだと、思える時はいくつもあるんだよ。 「すべての答え」を求め続けるのは、だけど、美しい衝動だ。たとえ、求めた答えは存在しないのだとしても。
いっしょに歩いてきたんだね。 答えが見つかるのか、答えがあるのかさえも、分からないままで、ずっと見つめて、ずっと求めてきたんだね。
ずっとずっと、果てしなく、おはなししてきたんだね。
その「とびら」はきっと、きみのそばにもある。 知らない間にくぐり抜けて、そのむこう側にいるのかもしれない。 迷っているなら、まだ帰り道が見つかるよ。 迷いが無くなったなら、「とびら」はきっともう「無い」。
「さいしょの春」を思い出すよ。 さくら、すみれ、ひだまり色。
みんな元気にしているかなあ
不在の言葉に代わる番人、 思案する、誰を見ている?
日没と夜明けと
真夜中に回帰する