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包丁は儀式を司る道具でもあるって知ってた?

包丁はものを切るというだけでなく、儀式を司る道具でもあるのです。

「四条流 包丁式」
魚をおろす神聖な儀式

日本料理の流派のひとつに「四条流」。
これは室町時代かは「包丁式」という儀式が行われてきました。

この「包丁式」は和装姿の熟練料理人が、長い菜箸で魚を押さえながら、包丁を大きくふりあげて魚をおろすという包丁さばきを披露する儀式です。

現在でも毎年、奉納の儀式として神社や寺で行われています。

包丁は長い歴史を刻んできた

包丁がはじめて使われた時期は明確にわかってません。
ただ、奈良の正倉院にはとても古い時代の包丁が10本所蔵されています。

その所蔵された包丁は、今の刺身包丁に似ており刃渡り25cm程あります。

一番古いのは奈良時代に使われておりました。

包丁の有名な産地

・大阪の堺
・新潟の三条
・福井の武生
・岐阜の関
・高知の土佐山田

中でも有名なのが大阪の堺の包丁です。

堺はもともと、日本刀や幅広のたばこ包丁を作っていましたが、明治時代の廃刀令以降、出刃包丁や刺身包丁など、料理人の包丁を生産するようになりました。

いかがだったでしょうか。

有名な産地の包丁ほしくなりません?
ちなみに私は兵庫県ですが、兵庫県で有名なのは三木の包丁。
三木まで包丁を買いに行きました。

三木には熟練の包丁職人が現在でも活躍しており、包丁に名前も彫ってもらえます。

あなたも、マイ包丁に名前を彫って料理をしてみませんか?!

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