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税務調査の内容 ~1日目~

税務調査初日の体験記

私は日本の北のほうに住む個人事業主で、主にネットで物品を販売しています。従業員はおらず、一人で黙々と作業をしています。
税理士もつけず、自分で経理を行っています。

そんな中、2024年7月に携帯に一本の電話がかかってきました。
電話に出ると、相手は「xx市税務署です」とのこと。
税務署からの電話?還付金をくれるのかと思っていた私には、次の言葉が衝撃的でした。

   「税務調査のご連絡になります」

ゼームチョーサ!?えーーー!!!

マルサ!?(年代がバレるwww)

やましいことはまったくないものの、よく聞く「税務調査」という言葉には少し怖いイメージがあります。
根掘り葉掘り聞かれて、追加徴税をされるのではと心配してしまいました。そんなことを書くと怒られるかもwww。
還付金を期待していたのに、まったく逆の展開でした。


一人で事業をしていて、税理士をつけていない方々も多いと思います。税務調査を経験したことがある人は少ないかもしれません。何を聞かれるのか、どのような流れになるのか、調査の雰囲気ややりとりについて全く分からないでしょう。

私と同じような状況の方々のために、このnoteを書きました。拙い文章ですが、お付き合いいただければ幸いです。


電話の内容は、税務調査の日程調整でした。
必要な時間は約半日で、場所は個人事業をしている場所、つまり私の自宅です。
税務署で調査をすることはできないかと尋ねたところ、「持ち帰り検討し後日連絡する」とのことでした。

後日、検討結果の連絡がありました。
残念ながら、「やっぱり個人事業をしている場所で」とのこと。
仕方なくスケジュールを調整し、x月△日 13:00でスケジュールが確定しました。

調査対象は以下の通りです。

  • 個人事業で行っている昨年からさかのぼって3年間(令和3年、4年、5年)

  • 在庫を持っている場合はその場所の確認

  • 時間は半日ほど

  • 最終結果までは数回の実施があり、基本的には3か月以内、遅くても半年以内に完了

  • 調査員は一人で来宅


調査当日、約束の13:00にピンポーンと鳴り、「xx市税務署の●●です」と。扉を開けると、大きな折りたたみコンテナと同じ大きさの箱を重たそうに持っている調査員が立っていました。

「マルサなのか?」(笑)

追い返したい気持ちもありましたが、そうもいかないため家に招くことにしました

調査初日の様子はここからです。調査の内容、質問内容、何を要求されたのか、次回の予定などについて詳しくご紹介します。

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