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ジャスト6.5 闘いの証(2021.1.16.公開)

今回は
『ジャスト6.5 闘いの証』です。

サイード・ルスタイ監督作。

イラン警察と麻薬組織の対決を描くエンタメ大作。
イラン映画では観たことがないジャンルと規模に驚き。

組織のボスを逮捕する話ではあるのですが
逮捕してからの話が面白い。
これどこまで描くんた!?という。
行くつくところまで描いてます。


2019年の東京国際映画祭上映時には、上映後Q&Aには、サイード・ルスタイ(監督/脚本)とナヴィド・モハマドザデー(俳優)が登壇。
残念ながらキャンセルとなってしまったペイマン・モアディ氏からはビデオメッセージあり。

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(演技、演出について)

サイード・ルスタイ監督
「10年前からナヴィドのことはよく知っています。だから彼のパーソナリティもよく知っています。だからこの役は最初から彼のために書きました。ちょっと気が狂ってる人なので(笑)」

「役者の顔や個性から、大きく離れたキャラクターは作れないと思っています。監督にはそこまでの力はない。だから役者の個性に合った役を書いています。ただし実際に映画を撮っているときは、彼(ナヴィド・モハマドザデー)が自分自身から離れて、よりキャラクターに近づいていきます。現場から家までキャラクターを持って帰ってしまい夜は眠れない。彼に白髪が増えた、というのは嘘じゃないんですよ」

『ジャスト6.5 闘いの証』劇場情報

text by ronpe

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