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テイクオーバーゾーン(2020.6.12.公開)

今回は
『テイクオーバーゾーン』です。

山嵜晋平監督作。

14歳の少女の成長を描くドラマ。

家庭環境の悪さというのはよくある設定だと思いますが
その彼女の学校での
クラスでの
部活(陸上部)での振る舞いが
あまり映画の主人公では見たことない感じで面白い。

川瀬陽太、内田慈という間違いのない二人の役者の支えられていた部分も大きいかもしれないけど
この内容を描ききったのは見事。

東京国際映画祭での上映前舞台挨拶には
山嵜晋平(監督)、吉名莉瑠(女優)、内田慈(女優)、川瀬陽太(俳優)、森山瑛(俳優)
が登壇。

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内田慈
「主人公の母親を演じました。私はこの役を、母親としてというより、ひとりの人間、ひとりの女性として彼女に向き合う、ということを大切に演じました」

川瀬陽太
「僕の役はどうでもいいんですけど(笑)、今回の映画には吉名さん、森山君、それ以外にもたくさん若い人が出ているんですけど、今日二人に会ったらとても成長してるんですね。撮影の時期から短い期間しかあいてないんですけど。あの時にしか撮れなかった瞬間が映ってます。本当に彼らの、子供たちの映画だと思います」

同じく東京国際映画祭での上映後Q&Aには、山嵜晋平監督が登壇。

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(ラストシーンについて)

山嵜晋平監督
「ワンカットでいきたい、というのはロケハンのときからあって。単純に彼女の背中を追いかけたいというのがあった。少しカメラが動いてしまっている部分はあったのですが、そういうことかなぁと思ってワンテイクで終わらせました」

『テイクオーバーゾーン』劇場情報
(まずは京都・奈良からの公開となります)


text by ronpe

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