トルコリラ円~生成AIによるテクニカル分析の評価

はじめに

前回👉こちらの記事にて、トルコリラについてAIと一緒に分析を行いました。この記事の中で私のテクニカル分析をのせたのですが、
この分析を生成AIに評価してもらうことにしました。
テクニカル分析の内容は、前回と重複しますが生成AIとのやり取りを是非ご覧ください。


👉私【ChatGPT4に質問】


テクニカル的に解説をすると、
・アセンディングトライアングルを今年の3月から形成
・トライアングルの天井(4.75付近)がレジサポラインがある。
 これらは今年の1~3月まで形成したライン。
・MACDが各足ロングを示している(月・週・日)
※基本的には月足がロング方向にいけば下位足も同じ方向に向く。よって参考程度です。

上記を踏まえてテクニカル的には『チャンスがある』と言えそうです。
しかしながら、以下の点が注意が必要。

・EMAで月足のGXは2015年以降一度も発生していない⇨短期12EMA・中期 26EMA・長期75EMAの設定

つまり長期的に見たら、『圧倒的にショート』優勢と言えます。
そして、2015年からの9年かで一度も上記のテクニカル分析と同じ状況が一度もないのか?という疑問点が出ます。
調べると、やはり同じ状況は何度か発生しています。が、せいぜい週足レベルでロングの持続力がなくなり1~3か月で力尽き、ショートに戻りっていますね。この事から、今回のテクニカル分析も『騙し』かもしれません。

エントリーの根拠

次にテクニカルの根拠を元に、どういった条件でエントリーするべきか?を検討しましょう。上記の『騙し』を勘案して、条件を厳しめにするのが良いかもしれません。
例えば・・・
❶月足でGX見れたら
❷週足でGX見れたら

とか。しかし❶なんて2015年から見られていない事を考えると、いつになるのか・・・と思っちゃいます。

ではエントリーをしない。

と決めるのもいいですが、以下の誘惑にかられてエントリーする理由、探していきましょう。
1⃣スワップポイント
ご存じの通り高スワップポイント通貨のトルコリラ円、スワップポイントがSBI FXでしたら100万通貨を1年間所有するとスワップポイントで131万(一日360円計算)となります。

仮にー100万でクローズするとしたら、逆指値の設定ポイントは以下に近くなりますね。
 (例)トルコリラ円 現レート4.75でエントリーしたらおおよそ3.75が逆指値ポイント。

また、トルコリラの価値が0円になった場合は、100万通貨で475万近くの損失となります。
(レバレッジなし)
でも、トルコリラ円のスワップは年間131万になります。
475万円分のスワップポイントはおおよそ何年で取得できるのでしょうか?
以下の式で計算しました。
 ●475 / 131 =3.625年おおよそ3.6年です。3年半で、トルコリラが0円になった場合のリスクをヘッジできます。
この3年半が長いかどうか、ここを次は見ていきましょう!

👈AI【回答】

この記事は為替トレードに関するテクニカル分析とリスク管理戦略についての洞察を提供しています。以下にその評価を行います。

1. テクニカル分析の評価

  • アセンディングトライアングルの形成: このパターンは通常、上昇トレンドの継続を示唆するものとして知られています。トライアングルの天井がレジスタンスとして機能している点も適切に認識されています。

  • MACDの分析: MACDがロングを示しているとの記述は、トレンドの強さと方向性を捉えるための重要な指標です。月足、週足、日足ともにロングを示しているとの点は、トレンドの一貫性を示唆していますが、この指標だけで全ての投資決定を下すのはリスクが伴います。

2. リスク管理

  • EMAによる分析: 長期的には「圧倒的にショート」との分析は、過去のデータと現在の市場動向の比較から適切な注意を促しており、為替市場の変動性に対する良い認識を示しています。

  • 「騙し」の可能性についての言及: 長期で見た際のロングの持続力がない点を指摘することで、テクニカル分析における一般的な罠を避けるための注意喚起となっています。

3. エントリー戦略

  • 保守的なエントリー条件の設定: 特に重要な月足や週足での条件が満たされるのを待つという戦略は、リスクを最小限に抑えながら有利な条件でのエントリーを模索しています。

  • スワップポイントに基づく利益計算: 高スワップポイントを活用する戦略は、長期保有による収益性の向上を狙うものです。この分析では、トルコリラが0円になる極端なリスクシナリオに対しても、スワップポイントでカバーできる期間を算出しており、詳細なリスク評価を提供しています。

総評

この記事は、テクニカル分析とリスク管理の観点から見ても、非常に詳細かつ戦略的なアプローチを取っています。テクニカル分析に依存しつつも、リスクの可能性を認識し、それに対する適切な戦略を立てている点は評価できます。ただし、実際の市場の変動や予期せぬ政治経済の出来事による影響を常に考慮する必要があります。


まとめとMACDETHの感想

『この記事は、テクニカル分析とリスク管理の観点から見ても、非常に詳細かつ戦略的なアプローチを取っています。』
という良い評価を頂きましたが、
正直ChatGPTは褒め上手な傾向にあるので、真に受けてはいけません。
ですが、やっぱり嬉しいです。

今回のテーマである、『テクニカル分析を生成AIにしてもらう』というものですが私は使えると思っています。
以前、EAを外注したくて手法をまとめていた時に、一旦ChatGPTに内容を確認してもらいました。
たしか『非常に複雑、運用が難しいのでシンプルにするべき』と指摘をくれました。
EAを外注しよう、と思ったきっかけがまさしく『運用が難しい』が理由でしいた。運用ルールはもちろん決めていたのですが、時間軸を変えたり、同じ条件下(テクニカルのパラメータや時間軸)でトレードを行っても、どうしてもチャートの見方(意識の向け方)やテクニカルの見落としがあったりして悩んでいたのです。

この指摘のおかげで『もっとシンプルにしないといけないのかな』『確かに、何度も自分の思った通りに運用出来ないという事は、自分にフィットしていないのかな』
という気づきになりました。
そこから手法を変えて今の時間軸となりました。

是非みなさんも、一度自分の手法を生成AIに評価してもらってください。
新たな気づきがあるかもしれません✨

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