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徹底解説!分かりやすい「Questant(クエスタント)パネル調査」の始め方|マクロミル 

消費者ニーズが多様化している現代社会において、企業にとって商品開発の重要性と難易度は高まりつつあり、市場と消費者ニーズを、的確に把握することが求められます。

こうした背景を受け、マクロミルが開発した無料セルフアンケートツール「Questant(クエスタント)」は、企業のお悩みを解決すべく、よりスピーディーにもっと多くの人にパネル調査の実施ができるよう、サービスを拡充しました。Questantのパネル調査は、マクロミルグループが保有する消費者パネルからセルフ(ご自身)でアンケート回答を集めることができます。

今回、担当者に企業の悩みポイントやQuestant「パネル調査」(※)の実施手順などについて聞いてみましたので、ご紹介します。
※パネル調査は有料のお申込みとなります。


多様化する消費者ニーズをいち早く取り入れたい!

―Q. 企業の悩みポイントはどこでしょうか?
急速なITの進化やSNSの普及は、企業と消費者との接点や消費者行動の変容をもたらしました。また、価値観の多様化が進む現代社会において、消費者ニーズも十人十色となり、企業はより早く、より正確に消費者を理解する必要性が高まる一方で、「マーケティング予算が限られている」「調査会社を通して実施すると時間がかかる」といった課題も同時に抱えています。

その一方で、円安による原材料・燃料価格などの輸入物価の上昇が危惧されていることから、売上増加をするも原材料費の高騰で利益が下がる状況においては、限られたマーケティング予算で消費者ニーズを探り、商品企画をしていくことが多くの企業の課題です。

こうした中、Questantはアンケートの作成~配信~集計~結果までの一連をセルフ(ご自身で)で完結でき、スピード面やコスト面でメリットが期待できるセルフアンケートツールです。国内の約2,500万人のパネルネットワークを活用し、性別、年齢、都道府県などの属性を絞り込んだ調査が可能なため、把握したい消費者ニーズをデータ・ドリブンで的確に収集することで、意思決定に必要な効果的なデータの取得が可能です。

初めて聞いた方にも分かりやすくQuestant「パネル調査」を深掘り

―Q. どのような手順でパネル調査が可能でしょうか?

Questantへ会員登録後は、アンケートを作成し申し込みを行うだけで簡単に調査を行うことが可能です。

ここではアンケート作成の手順として、30代の男性100人を対象に「日用品(消臭剤A)に関する満足度アンケート」を実施する例をあげてご紹介します。

まず【図1】のようにQuestantのTOPページの「新しいアンケートを作成する」を押下します。

【図1】新しいアンケートを作成例

【図2】1~3の順番で「回答者をQuestant が集める(パネル調査)」を押下後、「Questantのアンケートテンプレートを使う」を選択すると、70 種類以上のテンプレートを活用しアンケートを作成できます。

ここでは、「製品に関する満足度アンケート」のテンプレートを選択します。

【図2】パネル調査かつ「製品に関する満足度アンケート」のテンプレートを選択した例

【図3】の1~2の順番で「日用品」を選択し「作成する」を押下します。

【図3】「製品に関する満足度アンケート」の「日用品」を選択した例

【図4】の1~3の順番でアンケートで聞く製品を入力することができますので、ここでは「消臭剤A」とし「次へ」、「完成」を押下すると、数秒後に「日用品に関する満足度アンケート」が自動作成されます。

【図4】消臭剤Aの入力画面例

また、Questantの画面上ではアンケートタイトル、質問項目、回答選択肢をかんたんに編集することが可能です。

画面上ではアンケートタイトル、質問内容、回答選択肢をかんたんに編集することが可能です。【図5】のようにアンケートタイトルを「日用品に関する満足度アンケート」から「日用品(消臭剤A)に関する満足度アンケート」に編集します。

【図5】アンケートタイトルの編集例

「日用品(消臭剤A)に関する満足度アンケート」は【図6】のように、どの媒体で見聞きしたか/購入場所/購入理由/総合満足度/総合満足度の理由/詳細別満足度/ご意見ご要望を聞く合計7問が自動作成されます。

【図6】日用品(消臭剤A)に関するアンケート自動作成後例

アンケートを作成しましたら、回答プレビューで内容を確認後、アンケート「完成ボタン」を押してください。

―Q .アンケートを作成する上で、留意すべき点は何でしょうか?

【図6】でアンケートは完成しましたが、ここで留意点の例を一つあげます。

選択肢がMECE(Mutually Exclusive Collectively Exhaustiveの略、ミーシー)、つまり「もれなく、ダブりなく」の設定が重要で、留意いただきたい点です。回答選択肢に漏れがあると、ご自身に当てはまる選択肢がない対象者が生じ、ダブりがあると当てはまる選択肢が複数ある対象者が生じます。よって、回答者から確実に回答してもらうためには「あてはまるものがない」「答えたくない」「その他」という選択肢を追加する必要があります。今回は【図7】のように「その他」と自由回答枠を設けました。

もしも、回答者全員が回答できるアンケート設計になっていない場合は、パネル調査をご利用いただけない場合があります。詳しくはこちらをご参照ください。

【図7】回答者全員が回答できる質問文例

作成したアンケートはチェックリストをご参考にすることができます。

―Q.パネル調査の際、割付はどうするのでしょうか?

審査申し込み時に、割付の設定が可能です。

【図6】でアンケートが完成した後はチェックリストのご確認を推奨します。特に問題なければ【図8】1~3の順番で進みます。

【図8】アンケート完成後、パネル調査選択例

つづいて、サービス利用規約が表示され、「規約に同意する」をチェックした後に、【図9】「パネル調査で回答を集める」(割付画面)が表示されます。Questantでは、回答希望数、回答して欲しい属性(性別/年代/都道府県)の設定ができます。

前段のとおり、今回は、30代の男性100人を対象に「日用品(消臭剤A)に関する満足度アンケート」を実施する例ですので、【図9】の1~5の順番で進み、その後はお申し込みと進みます。

【図9】30代男性の都道府県を指定しない100人からアンケート回答を回収する設定例
※都道府県を指定しない場合


いかがでしょうか?セルフアンケートツールで消費者パネルにアンケートをしてみたい時は、ぜひQuestantの「パネル調査」を活用してみてください。アンケート設計の専門知識がなくても、スピディーにビジネスのヒントや意思決定に必要なデータを取得することが可能です。

―Q. Questantのパネル調査に興味があります。詳しく知りたいです。


こちらから

―Q.Questantのパネル調査のアンケート作成/申込み方法を知りたいです。


こちらから


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