初詣は3回⁈
皆さん、こんにちは・こんばんは・おはようございます。「見たかな?観たよ!」の中の人、ひろ-macrobiworldです。
つぶやきでは既にご挨拶しておりますが、改めまして
明けましておめでとうございます
本年も宜しくお願い申し上げます
How to 初詣
ところでこの記事をご覧いただいている皆様は、初詣はもう済まされましたでしょうか?
一般的には松の内と言われる7日頃までが初詣なのかも知れませんが、今年は1月22日が旧暦の正月になりますので、1月いっぱいのお参りは初詣と呼んで差し支え無いのではないでしょうか。
またお寺さんの場合は特に決まりは無いようですが、神社の場合は初詣に限らず午前中に参拝を済ませた方が良いと言う方もいます。
そしてお詣りする社寺にも、一応の基準があります。
お詣りする社寺の種類
初詣は産土の神様、氏神様、そして自分が信仰している神社仏閣の3ヶ所に新年のご挨拶に回るのが良いのだとか。
簡単に説明すると
産土の神様▶︎自分が生まれた地域にある神社
氏神様▶︎自分が現在住んでいる地域にある神社
ですが、出生地から遠く離れて暮らしている人など、産土の神様が分からないと言う現代人も多いのではないでしょうか?
勿論ネットで調べれば分かるでしょうけれど、遠くてなかなか行けないと言う人もいるはず。
なので通常は、
氏神様を祀る神社に新年のご挨拶を済ませてから、ご自分の好きな神仏をお祀りする社寺に行くのが良い様です。
参拝のマナー
神社の場合は、正式な参拝方法としては鳥居を潜る時に立ち止まって本殿(境内)に向かって一礼し、境内の参道は端を歩く(真ん中は神様の通り道)のがマナーとされています。
参拝の仕方はニ礼二拍手一拝が基本とされていますが、神社によって違う場合がありますので、お詣りする神社の指示に従って参拝してくださいね。
お寺さんの場合には、特にこのような決まりは無いそうです。
なお神社とお寺さん共通の儀式としては手水舎でのお浄めがありますね。
昨今はコロナ禍のせいで神社の社殿の鈴が取り外されていたり、手水舎が閉鎖されているところが多いようですが、手水舎が開かれている場合は
柄杓に水を汲み、
まず左手を浄め、
次に柄杓を持ち替えて右手。
最後は口を浄め、
柄杓に残った水で持ち手の方を下にして柄杓自体を浄めて、
柄杓を置いてあったところに戻す。
と言うのが一連の作法となっているそうです。
初詣は神仏への新年のご挨拶
初詣は神様や仏様に願い事をする為に寺社にお詣りすると言う人が多いですが、本来は繋がりのある人々にするのと同様に、神仏に新年のご挨拶をする場です。
特に神社の場合は、人間の欲望を神域に持ち込むことは、その神社を人間の通俗的な想いで穢してしまうことに繋がります。
ですから、出来ればご挨拶するだけにした方が良いのです。
でもどうしても…と言う場合は、神様に願望成就をお願いするのでは無く(神様に叶えて貰おうとするのでは無く)、
自分が達成したい目標を告げて、神様に「その目標(願望)の達成に向けて自分が努力する誓いを立て、だから見守り、応援してください」とお願いするのが正式な祈願の方法なのだとか。
でもそこまでしなくても、気持ちがとっ散らかりやすい人は神様にはご挨拶だけして、願い事は自分の好きな御守りを目につくところに飾ったり、持ち歩いたり、時にはおまじないの助けを借りて、自分の意識を願い事にフォーカスしやすくさせる方が、必要な時に神様から手を差し伸べて貰い易い様な気もします。
占いもそうですが、占って貰って良い結果が出たから、神様に祈願してきたから願いが叶うのでは無く、「天は自らを助ける者を助ける」と言うことですね。
その一方で自分では努力のしようがないことで、神仏にどうにかしてもらいたいことがあって、満願成就を求めて初詣をする方は、お寺さんへの初詣の方が良いかも知れませんね。
その際は可能なら新年の護摩の法要に参加して御守りを授けてもらい、それを飾ったり持ち歩くことで、自分の叶えたいことに自分の意識をフォーカスし易くさせるやり方のほうが良いでしょう。
つまり護摩法要で邪気を祓って貰った上で、イメージトレーニングは自分で行うと言うことですね。
忌中の人は…?
お寺さんへの初詣は、忌中であっても問題は無いそうです。
けれども穢れを嫌う神社のお詣りには注意が必要です。
亡くなったのが両親の場合、亡くなってから50日までは忌中(注※)とされている様です。50日が過ぎているのであれば神社に初詣に行っても差し支えは無いとの事ですが、気持ちの問題もありますから、神社へのお詣りは喪が明けてから…の方が抵抗がないと言う方は、そうされた方が良いでしょう。
なお、忌中・喪中の方は喪中ハガキで新年のご挨拶を控えておられると思いますが、そう言う方に対しては年賀状の代わりに寒中見舞いを出してあげると良いでしょう。
https://allabout.co.jp/gm/gc/19806/
特に遠方にいる方で、普段メールや電話でのやり取りしかしない様な方には、気遣いを示す良い機会になります。
【※注】
忌中とは亡き人を偲び自宅で謹慎する期間。亡くなったのが両親の場合、仏教では四十九日が終わるまで。神道では50日祭が終わるまでが忌中とされている。
因みに喪中とは本来は喪服を着用する期間で、亡くなったのが両親である場合、故人が旅立ってから13ヶ月が喪中とされている。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます。
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