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AIによるシステム革命


皆さん、こんにちは・こんばんは・おはようございます。「見たかな?観たよ!」の中の人、ひろ-macrobiworldです。

今回はダボス会議で議論に上ったと言うGenerative AI ジェネレーティブ エーアイとユニバーサル・デジタル・ペイメント・ネットワーク(UDPN)立ち上げについて書いてみたいと思います。

今巷で話題のChatGPTとは、


例えて言うならSiriやアレクサの進化版・発展版と言うことができるのではないでしょうか。

例えば、
ChatGPTチャットジーピーティーは、マルバツゲームを遊べたり、リナックスシステムを模範できたり、プログラミングやデバッグが出来たり、音楽、小説、脚本、詩、歌詞や作文を作れることができる上、時によってはテストの問題へ人間の平均同等、またはそれ以上の回答を生成することが出来るなど、幅広い機能を持ち合わせていることが確認されている。/Wikipediaより引用

ただし問題もまだある様で、まだまだ発展途上の技術。

YouTube上にはいわゆる「“使ってみた”動画」
がいくつも投稿されていますが、
それらの動画からも分かる様にChatGPTが、現段階では主にテキスト面でビッグデータを活用した人工知能として利用されることが多いのに対し、

Generative AIとは


生成AIとも呼ばれ、扱うタスクは画像生成に限らず、文章生成、音楽生成、図面生成などを含めた「0から1を生み出すAI」のことを指します。

つまりChatGPTもGenerative AI のひとつと言うことになります。

私は普段、ヘッダーや記事中に使用する画像の作成や加工にPicsartと言うスマホのアプリを使用していますが、

このPicsartでは既にGenerative AI を導入しており(PicsartではAI Generaterと呼称していますが)、

例えば
chatgpt, Digital art, Impressionism, Wallpaper, High resolution, Cyberpunkと言うキーワードを入力して、作成ボタンをクリックしてAIに画像を作成させます。

そうすると下の様な画像候補が作成されて出てきました。

ここから左下の画像を選び、こちらでステッカーやペイント等アプリに搭載されている機能を使用して更に加工し、作成したのが下の画像になります。

因みにアプリに課金はしていません。下図も無料で使える機能のみを使用して画像作成しています。(ただし普段からAI作成画像をベースに作成しているわけではありません。)

AIによる画像作成の機能は何度か使用していますが、正直言って出されてくる画像は(「お題」にもよるのかも知れませんが)クオリティー的に今ひとつなので、今はまだ人間の感性による手を加えないと、満足のいくものを作れるレベルには至っていないと言う印象です。

因みにこの記事のヘッダーも同様の手法で作成しました。

AIの発達により単純労働者は仕事を奪われると指摘される様になって久しいですが、少なくとも米国ではAIで生成された作品は著作権の対象外とされている様です。

でもこの様なGenerative AI の実用化は、プロのクリエーターのたまご達にとっては、厳しい時代になったと言えるかも知れませんね。

ただ基本的にはChatGPTもインプットされた時点まで(現在は2020時点まで)の集合知しか使えないことを考えると、現状では一般的・汎用性のある内容・目的にしか使えないなど、まだまだ人間の知能やセンスの方が上です。

シンギュラリティ(※1)が起きてしまったら、機械に人間が支配される…そんな世界が現実化してしまう可能性が指摘されていますよね。

今後シンギュラリティが起きるのか否か?が注目されている様ですが、人間の側の倫理観が問われる問題の様にも思えます。

最近になって大手メディアでもちょっとだけ報道されたワクチン後遺症などからも伺える様に、現代は研究者や開発者及び、それを現実社会でどう扱うかの決定権を持つ権力者の倫理観が問われ、試されている時代とも言えそうです。

因みにChatGPTはMicrosoftが出資して出来たOpenAI社、Generative AI を導入したPicsart、両方ともに米企業です。
因みにMicrosoftはChatGPTへの出資の他にBirdと言う独自のプラットフォームも持っている様ですね。

それを聞いちゃうと「なんだかな〜」という感じではあるのですが、メタバースよりもGenerative AI の方が関心や注目を集めていたと言う情報もあって、「へえ〜」と思ったのでした。

ユニバーサル・デジタル・ペイメント・ネットワーク(UDPN)とは


ブロックチェーンによるステーブルコインと中央銀行デジタル通貨(CBDC)のギャップを埋めることを目的としたデジタル決済システムのことだそうです。

と言われても何のことやら…?ですよね。
コインポスト紙によれば、ステーブルコインとは

〉ステーブルコインは暗号資産の一種で、BTCやETH、XRPなど変動性のある資産とは異なり、米ドルに裏付けられその価値($1)を保つことが目的だ。米ドルの裏付けによるステーブルコイン(USDT・USDC)のほか、DAIやUSTといったアルゴリズムを利用するステーブルコインもある。〉

中央銀行デジタル通貨(CBDC)とは、日本で言えば(まだ発行はされていませんが)「デジタル円」のことだと言えば、分かりやすいでしょうか。

つまりデジタル通貨には大きく分けて下記の3種類あることになります。
・中央銀行デジタル通貨(デジタル円など)
・ステーブルコイン(Tether,USD Coin,NuBits,Zen,など)
・暗号通貨(仮想通貨;ビットコイン,イーサリアムなど)

ダボス会議で発表されたブロックチェーン・プロジェクト、ステーブルコインとCBDCの「SWIFT」目指す — TradingViewニュース

SWIFTとは簡単に言えば、海外に送金する際に必要な仕組み・インフラのことだそうです。

ユニバーサル・デジタル・ペイメント・ネットワークとは、これを中央銀行デジタル通貨とステーブルコインの間でできる様にする為の、ブロックチェーンを使った仕組み・インフラと言うことになるでしょうか。

今はAIによる銀行・金融システムの革命前夜


これを発表したのが香港のブロックチェーン企業と言うことで、

以前、参政党の松田学代表が主張されてた、日本が早くブロックチェーンの基盤を整えないと他国に先を越されてしまったら云々…の話なんですが、

これは中国に先を越されてしまった…と言うことになるんでしょうか?

もしそうだとしたら、保守派の皆様がいちばん嫌がってたパターンになっているのではないでしょうか?

と言っても実証実験を始める…と言う話でしたので、頑張れば日本が挽回出来る可能性はあるのかな?

挽回できる可能性が有ったとしても、ブロックチェーンに触れていた政治家は松田さんだけでしたからねえ…。

自民党政権見渡しても、デジタルには弱いと言う印象しか無いですし。
だいたいセキュリティー上問題があると以前からずっと言われてるのに、LINEを使用している議員がいる時点でお察しですよね。

参政党と路線が似ていると言われていた新党くにもりの安藤裕共同代表も、積極財政派で経済分野には強い印象でしたが、

YouTubeの某チャンネルの番組で参院選前に参政党との討論があった時に、ブロックチェーンについて「将来的には必要になるかもしれないが、急がなくても…」と仰っていた時点で、やはり先見性が無かったと言えそうです。

現状の問題について指摘し対応策を挙げることには長けていても、国際競争力を養い維持すると言う観点から観ると、そちらの分析の方は苦手だったのかもしれないですね。

人間、得意不得意があるから仕方ないですが、その不足を補える人材がいなかったことは、
(最近はN国党と歩調を合わせて参政党叩きに終始していることとも併せて) 今後のくにもりについての不安材料と言えるのではないでしょうか。

参政党代表の松田さんが提唱する「松田プラン」は経済評論家の三橋貴明氏などから、考え方の一部に間違いがあるとの指摘もありましたが、そんなものは国会で議論の俎上に乗ってから調整すれば良い話で、

実は松田プランは国際金融資本勢から注目されていると言う情報もあったので、日本は世界規模での金融政策面で爪痕を残すチャンスを失いつつあるのでは…と危惧しています。

何度でも繰り返しますが、科学技術やAIの進歩そのものが悪いわけではありません。

「誰(どの様な勢力)が主導権・支配権」を握るか?
「権利を得たその人もしくは勢力によって、進歩した科学技術がどのように使われるか」
が問題なのです。

チャンスを掴めなければ、WEFなどが現在敷いている路線の軌道修正の機会も失いかねません。

トップリーダーに求められていること


個人的には、
今の時代は人の上に立つ人なら、最低でも現状を3次元(自分視点×相手視点×第3者視点)で観て物事を考えられる人でなければ難しいだろうと思います。

増して政府やリーディングカンパニーのトップともなれば(自分視点×相手視点×第3者視点/現状)+(/過去)+(/未来)の5次元…いや9次元?で観られないと世界と対峙して行くのは難しいのでは無いかと思います。

ですので、これからリーダーを目指そうと言う人は、そう言った多面的思考の訓練が必要になるでしょうね。

因みにタロット・リーディング(スプレッド法=複数枚展開法)は、こうした多面的思考の訓練に向いていると思います。まあ使用するカードはタロット・カードでなくとも、トランプやオラクル・カードなどでも良いとは思いますが。

タロット・リーディング以外なら自分で小説やマンガなどを読むだけでなく、オリジナル作品を書いてみるとか。
(昔は囲碁や将棋をやると良いと言われていたけれど、得手不得手や向き不向きがありますよね。)

グダグダ書いてますが、要はトップリーダーになりたいならGenerative AI に依存してはいけない、と言うことでもあるわけですね。

AI化が進む世の中にあって矛盾してるけど、人間は楽をしたい生き物だから、Generative AI に頼ってたら思考力が退化して行きそうじゃないですか。

2023年の運勢〜日本はどうなる?(有料)」でも触れましたけど、宗教にしろ、占いにしろ、議会制民主主義にしろ、そしてこう言ったAIにしろ、人間がそれを有意義なものとして使いこなすには、人間の側の精神的な自立が必要なんですよ。

科学技術の進歩と人間の側の精神的自立度を秤にかけ、ちょうど良いバランスで実社会に取り入れて還元していく。
トップリーダー、ことに政治や経済に関わる人たちは、実際に政をして行く上で、ここのバランス感覚が問われていると思います。

一般的に共産主義社会(国)は経済的に発展しないと言われていますが、そのシステムそのものが(権力者の強欲のせいなのか、或いは人間不信によるものなのかは分かりませんが、)そう言ったバランス感覚がもともと狂って歪になっているのではないのか?と感じます。

総じて全体主義勢力(共産主義者・社会主義者とは限らない)はハナからバランスなどは無視で、一部の権力者が社会全体に対して価値観や志向の押し付けをしてくるわけですから「論外」です。

チェックメイトするのは誰?


先述したことですが、科学技術やAIの進歩そのものが悪いわけではありません。

「誰(どの様な勢力)が主導権・支配権」を握るか?
「権利を得たその人もしくは勢力によって、進歩した科学技術がどのように使われるか」
が問題なのです。

その論法で言うと、WEF会長の様なグローバル全体主義者が統治する組織や勢力が実権を握ってしまうのは危険だと思います。

何故危険だと思うのかは、過去記事の「水瓶座の時代とは?(有料)」の方もご覧いただけると、より具体的に理解していただけるのではないかと思います。

そしてさらにもう一つ、前回記事で参考コンテンツとしてリストにリンクを貼っておいた記事のひとつに、

〉彼らのグレート・リセットは、人間の自由や解放を終わらせ、完全なコントロール、ハイテク監視、投薬の義務付け、社会の中流階級から下への大規模な所得再分配といった新しいグローバリストのアジェンダを支持することである。〉以上、deeple翻訳による和訳で引用

とあるのですが、ここで「中流階級(中産階級)から下」と解説されているところがミソでしょう。

私個人は共産主義や全体主義は嫌いですし、自由民主主義は守られるべきだと言う立場ではありますが、

もし本気で「誰もが所有を放棄して、富の再分配による公平な社会」を造ろうと考えているのなら、そこには超富裕層も入っていなければならないでしょう。

そこに超富裕層を含めてない時点で、彼らの共産主義国的な志向…一部の特権階級が多くの富を支配し、残りのわずかな富を特権階級に属さない人たち全てで公平に分け合う…が透けて見えているのです。
(つまりそうした思想的背景を持つ人物が率いるWEFは、現代の一種のコミンテルン(※2)の様なものと言っても良いのかも?)

前回触れたグレタ・トゥーンベリさんが、その事を感じてWEFの批判をしているのか?

私は彼女のスピーチを聞いたことが無いのでなんとも言えませんが、

報道によれば、一般社会に脱炭素(カーボン・ニュートラル)を押し付けていながら、ダボス会議に出席している超セレブたちは(CO2排出量が多い)自家用機でダボスに乗り付け、

一般の人々にはスイスと言う寒冷地では危険なEV車使用を推奨・喧伝していながら、自分たちは街中で安全なガソリン車(やハイブリッド車)を乗り回し、CO2を排出しまくっていると批判したのは、実は彼女なのです。

そこに来て皆さまもご存知の様に、昨年末からの世界的な大寒波で、EV車の欠点が露呈しお陰でテスラ株は暴落、ガソリン車やハイブリッド車が見直されてきていると言います。

つまり彼らWEFの言う「富の再分配の青写真の中身」には誤魔化しがあり、その論法で庶民を騙している訳です。

共産主義・社会主義の綺麗な部分だけを切り取って信じ込まされているデュープスDupes(※2) の人達が、WEFのやっていることに対して違和感を感じるのも無理はないでしょう。

となれば左派勢力から見ても、少なくともその様な誤魔化しがある「今のWEF」に、グレートリセット→新世界秩序と言うゲームのチェックメイトをさせてはいけない。

そうなるのではないでしょうか?


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良かったら、また次回も会いにきて下さいね。
(前回記事を読んで無い方は、そちらも是非読んでみてくださいね。)

【脚注】

※1;【シンギュラリティ】
[技術的特異点]
人間を超えた人工知能(AI)が将来とある時点で人類・文明の「進化」を牽引し始める、というスピリチュアルな概念/Wikipedia

※2;【デュープス】
〉上部(コミンテルン=国際共産主義運動の組織のこと;筆者注)組織に所属している意識がないままにその勢力の操り人形になって踊らされている人達という意味で使われている言葉で、アメリカの保守界では知られた言葉になっている。/共産革命の操り人形:残念なDUPESな人達|アメリカから見た日本


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