キャプチャ_LI

CyberLinkの「PowerDirector」で動画を合成(ブレンド)するンゴ(サブタイトル:~Win10標準ビューワーソフト「フォト」ついて~)

Windows10標準の画像動画ビューワー兼簡易編集ソフトであるフォトで画像を「描画」から編集すると、一定時間描画過程が再生されると言うことに気づいた。(”一定時間”というのは何度か再生していると急に再生出来なくなったため。ショックだった。保存時に「インクを乾かしています…」とかちょっとテンション上がるPleaseWait系が出てくるのでインクが乾いたから再生できなくなったのかな、と考えるワイ)。


ちなみに描画とは「編集と作成」の中にあるペンツールで軽いペイントができる編集機能である(芸術的なタッチを加えてやるのだ)。
で、その描画によるペンツールでお絵かきした後、保存してフォトですぐ確認してみると、このように・・・

画像1

描画過程が美しく再生されるじゃまいか!と。
せっかくならこれGIF化したい、からの表題である。いろいろ手順ミスってブレンドが必要になったのだ。

ちなみにフォトで編集し保存すると画像(JPG・GIF)・動画問わず、元データの最低2倍にはファイルサイズが膨れ上がる。理由は不明だ…。動画のトリミングも出来るのだが、トリミングで明らかに動画時間は短くなっているのにファイルサイズはデカくなると言う意味不明さ…。GIFもそのまま編集できる点は素晴らしいのだが一度10倍近いファイルサイズになったので正直引いたゾ…。
なので毎回オンラインコンバーターでファイルサイズ圧縮するという過程を踏む必要があって正直めんどいがこの編集機能というかペイント機能、使いやすいので使ってしまう、目の前にポテチがあるから食っちゃうと同義。

今回メインでも無いフォトについて語りすぎたがせっかくなのでフォトについてまとめる。サブタイつけたのでギリギリタイトル詐欺では無い。
Windows10標準画像動画ビューワーエディターな「フォト」の、
【メリット】
・JPGはもちろん、動くままにGIFを編集、動画のトリミングも可能
【デメリット】
・ファイルサイズ増大(ペ●ス増大サプリもビックリ!)

前置きが長過ぎじゃのう…。


さて、本題のCyberlink PowerDirectorのブレンド機能について。


需要は正直不明だがそんなに触らない自分のために残す。

========さっさと結論を望む人はここから========

まずブレンド機能とは。
トップ画像も実はブレンドされているが、こう、二重露光的なことができるやつである。二重露光とは、写真加工に使われるオサレ技法だ(と思ってる)。
よくある人物シルエットの中に風景…みたいな写真だっつっても百聞は一見にしかずというくらい視覚の影響力すごいので例を貼るぜ!

画像2

即席で作成したので画質の荒さと構図の悪さとが目立ち例として微妙だが、まあ簡単に言えば合成の一種ですな。
種類としては使用ソフトに応じて乗算・スクリーン・比較(明/暗)・オーバーレイ・覆い焼き・差の絶対値・ソフトライト・ハードライト・加算・除算 etc・・・とか様々な効果がある。大体乗算から差の絶対値くらいまではどのソフトにも備わってるイメージ。
この画像は家の猫と帰路風景(手振れましまし)をスクリーンでブレンド。

話は戻るが、なぜわざわざGIF作成にあたってPowerDirectorでブレンドが必要になったか、それはたった3本の線の描き忘れが発生したためである。
いったん未完成の描画過程をデスクトップレコーダーなソフトで録画しつつ、どうしてもその描き忘れが許せず、描き足した。もちろん描き足すとそれは描き足した部分のみの描画過程が再生される。
過程が2分割されてしまったのだ。
さて、継ぎ足すだけだと楽だがダサい。この描画過程の良さは美しさなのだ、無駄が無い全ての線が一気にばばばっと、こう・・・、とにかくかっこいい。
悔しい、合成したい・・・。
という流れだ。

========ここまで飛ばしてください========

やり方を文字だけで説明してもわかり辛かろうなので、GIFをご覧ください。

①まずは動画を選びます。

画像3

上に置く方がベース。下側の動画が上側の動画に重なるイメージ(ペイントソフトのレイヤーのイメージで上の方が下に重なると思って最初勘違いした。よく考えたら素材動画は上から順に下に追加していく仕様なので下側が重なって妥当だなと理解したらわかりやすい)。※GIF画像上の途中で360°の動画が~と出てきましたがこれは気にしないでください。

②上の動画に重なってる側である下の動画をクリックして選択(青くフィルターがかったら選択されている証拠どす)。

画像4

で、真ん中あたりのツールバー的な部分から、
【ツール】→【パワーツール】→【ブレンドモード】
を選ぶと左上が「パワーツールの設定」に変わるので、
【ブレンドモード】にチェックを入れて、効果を選択。効果により白飛びみたいになったりめちゃくちゃ暗くなったりします。ここではオーバーレイを選択。

縦横比が一致しない動画同士は適当に調整し、できたのが・・・

画像5

こんな感じである。モーゼごとく海を割りスケボーで走る男・・・に見えないことも無い動画が完成。

とまあ、ブレンドはこうやってやる、という流れでした。
Ver18.0のPowerDirectorなので、バージョン変わればUIも変わってそうなので、この記事は意味があるのか・・・。まあこのようなタイプの合成をPowerDirectorでしたかったら PowerDirector ブレンド で検索すればいいんだなということだけでもわかってもらえたらと・・・。


最後に、GIFの画質荒れ荒れなのと、再生時間クソ短いのは、
noteでGIFアップロードできねぇ問題
に色々理由を載せております。
同様にお困りな方は是非ご覧ください、少しでも解決につながれば。


いつかいっしょにそらをとびましょう。