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モニターヘッドホンの話3

こんばんは
クッキー馬場です

すっかり暑い日が多くなってきましたね

モニターヘッドホンのお話の続きです
今回は使用してみてのファーストインプレッションの話をします

前回までの記事です。

Victor JVC HA-MX100Vを購入した経緯など書いてましたが
今回は実際に使用した感想になります。

1 柔らかい筐体

一番にそこなのかとツッコミがありそうですが
以前持っていた安いモニターヘッドホンと比べると
各部柔らかいかつしっかりした作りで
ヘッドホン自体が軋む音、ガタガタした音は気になりません
頭部にあたる部分も柔らかい作りなので頭や髪も痛くなりません

2 緩い側圧、装着感

ここに関しては賛否両論あると思いますが
以前のものと比べると圧倒的に側圧が緩いです、
側圧がきついLIVE向けのヘッドホンが好きな方はこの緩さに戸惑うかもです

締め付け感はあまりなく優しく包む感じなのですが
イヤーパッドの部分が少し薄く柔らかい素材の為、密閉型なのですが
そこまで密閉とゆう感じではなく本当に柔らかい装着感です

長時間作業という面ではどうなんでしょう、自分は痛くなったりしませんが
側圧よりイヤーパッドの薄さが懸念されるポイントかもしれません。
900STよりかは気持ち厚いです。

3 音質

これに関しては好みと経験の問題があるので
あくまでも筆者の感想ですが

結論から言いますと
クリアで、全帯域が綺麗に出てる印象です

以前持っていたものは、中音域が中心に膨らんでるイメージだったんですが
それと比べればまず、高音域、ハイ、プレゼンスが綺麗になります。
決してピークがあるというよりか、鮮明にクリアになったイメージです、

実際ギター録音で使用すると、高い音が綺麗になり、倍音感もすごく聴こえます
あとオケの、金物の遠い音も綺麗に聴こえます。

低音の方ですが、こちらの方が以前より顕著に違いがわかります

以前はドンドン、モコモコなっていたベースが、はっきり音程が聞き取れます
ドラムベースなどのグルーブ感もより鮮明に再生してくれます。
しっかりなっているのですが、決して低音がズンズンくる訳じゃなく、綺麗にはっきり鳴っているイメージです。
わかりにくくてすみません。。。

逆に中音域は以前のものに比べて減ったようなイメージですが
バランスよくなってる為、減ったではなく他が増えたというニュアンスですかね。

4 リスニング用途

これはすごく良い感想なのですが、以前のものは、至って普通の音だったのですが
それと比べて、上記でも書きましたがレンジが広くなった為、鮮明にいろんな音が聴こえます。
ドラムのゴーストや金物のニュアンス、ベースのスクラッチノイズ
上物の聞こえにくい音など、定位感もすごく良くなってるので
聞いていてあーこの曲こんな感じに聞こえるんだって感じです。

情報量が増えて聴き疲れしそうだと思うと思いますが、そうゆう感じよりは
聞こえにくかったものまでクリアに聞こえるって感じです。

なのでモニタリングだけじゃなく、リスニングにもすごくおすすめです。

筆者は経験値が少ないため、あまりうまく言えませんが
これがモニターヘッドホンなんだ、これが基準となる音なんだと実感してます。

なのでどのようなヘッドホンでもそれを基準にすることで他との違いがわかるので
良い悪いだけじゃなく、自分に合った基準となる機材を選ぶのは重要だと考えます。

次回は、ギタリスト目線の、アンプやモニタースピーカーからの再生と
ヘッドホンからの再生の良い点、不満点などを書こうと思います。

ありがとうございました。

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