![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146713062/rectangle_large_type_2_b5853224da591fd177c86f5272f71641.png?width=800)
マクールの新データ!展示から判別!【展示コンディションデータ】から見た真実。
展示コンディションデータ(※通称=展コン)とはなにか?
ボートレースファンにはもはやおなじみだろうが、展示タイムを眺めていると、選手の中には、普段展示タイムを出さない選手や、その逆に展示タイムを常に出す選手が存在していることが分かる
展示タイム出さないことで有名な選手例
守田俊介選手
西山貴浩選手
榎 幸司選手
展示タイム出すことで有名な選手例
堀之内紀代子選手
菅章哉選手
峰竜太選手
ここで我々はこんな仮説を立てた。展示タイムを普段出さない選手が出してたらその選手は調子が良く、普段展示タイムを出す選手が展示タイムを出してなければ調子が悪いのでは?
![](https://assets.st-note.com/img/1720493745137-VFsCy7B15R.png?width=800)
この仮説を検証するために、「今回の展示タイムと、過去自分の展示タイムとの差」を全選手可視化出来るツールを開発。アップデートを重ね、メジャーバージョンv1.1を待って、ようやくお披露目に至った。
展コンの見方
![](https://assets.st-note.com/img/1720501959988-pJlngxLX01.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1720504877155-o7U4cRteiy.png?width=800)
こちらが展コンである。様々な数字やアイコンがあるが、最初に見てほしいポイントは、バーとアイコンの位置関係だ。
バーの上方にアイコンがあれば 過去の自分の平均よりも展示タイムが出ている
=調子がいい状態(上図赤枠)その逆に、バーの下方にアイコンがあれば、過去の展示タイムよりも展示タイムが出ていない=調子が悪い状態(上図青枠)と見ることができる。
さらに調子を我々は5段階に分け、そのときの選手の成績を出すようにプログラムをした。これにより、1着率〜3着率がどれほど変化したのか確認することができる。
-0.07 以下 絶好調(メーター5)
-0.06以上〜-0.03以下 やや好調(メーター4)
-0.02〜+0.02 普通(メーター3)
+0.03以上〜+0.06 やや不調(メーター2)
+0.07以上 不調(メーター1)
つまり、上図では、黒柳選手が普段の展示タイムよりも-0.05速いため、
”やや好調”。そして、上平選手は+0.08で”やや不調”サンプルこそあまり多くないが、上平選手のコンディション別1着率は0%と大苦戦していることがわかる展示コンディションが良い、③黒柳選手を狙うのがこの場合セオリーになるだろう。
結果は、⑤上平選手が1マークを回ったところで転覆してしまうアクシデントに見舞われるも、展示コンディションがイイ③黒柳が1着で入線し、結果は3-4-2。出演者のマリブ鈴木氏が見事的中していて、ほっと胸をなでおろした。
終わりに
展示コンディションタイムは現在研究中のデータであり
コンディションのしきい値や、コース別の補正方法などかなり色々な調整が必要なデータであるとも言える。
今後実際に選手へのインタビューや、メソッドの確率を目指して
アップデートしてければと思います。
楽しいボートサイエンスの時間を!
Dr.月森
この記事が「よかった!」「おもしろかった!」「参考になった!」と思ったら、"スキ"と"マクールnoteのフォロー"を是非お願いします!
▼スマホマクール
https://sp.macour.jp
▼マクールX
https://x.com/boatmacour
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?