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【選手と麻雀対決】細川裕子が魅せた怒涛のリーチ!マクール軍団との対決の結果は!?


最近はインターネットで麻雀を覚える人が増えて、さらに「Mリーグ」でも注目度が爆上がり。そこで今回は、女子選手の中で一番の打ち手と評判の細川裕子選手とそのご主人である太田昌樹プロ(日本麻雀プロ連盟)を招いて、本誌の渡辺・虎井が勝負を挑んだ。

対局者紹介

対局者❶ 細川裕子

登番4123の88期生(愛知支部)。徐々に力をつけ、とくに15年に太田さんと結婚後は成績アップ。最近は7点近い勝率を残す。麻雀のタイプとしては、太田さんは「比較的守備型だと思います」と言っていたが、果たして…。

細川裕子

対局者❷ 太田昌樹

日本プロ麻雀連盟静岡支部に所属する麻雀プロ。昨年9月には第41回帝静戦で5度目の優勝を誇り、「麻雀最強戦」への出場歴もある。これまでに服部幸男・石渡鉄兵・作間章・上瀧絢也・仲道大輔など多数の選手と対局経験がある。

太田昌樹

対局者❸ 渡辺将司

本誌3代目の編集長。大学時代から高田馬場界隈で打ち込む。スポーツ紙の記者時代には「記者界最強」と呼ばれたことも。プロ野球選手やボート選手との対局も多数あり。あまり鳴かずに、役作りを重んじる面前派だ。

渡辺将司

対局者❹ 虎井省吾

本誌を発行する(株)ネプラスの社長。「マクール杯」表彰などで全国の場を飛び回っている。前職ではABEMA麻雀Chのプロデューサーも経験。今回の打ち筋を見ると、かなりの“強欲麻雀”。積極的に仕掛けていき、フリテンも辞さず。

虎井省吾

決戦場は東京・神田の「ナイン」。まだ新しい麻雀荘だ。挨拶の後に今回のルールを確認した後、場決め。細川が東を引いて起家に。細川は「仕事より緊張しますね。『麻雀歴』というほどのキャリアはないので、うまくいかなくて失敗しても当たり前という気持ちですよ」と語りながら、半荘1回戦が始まった。
以下では対局の簡単な経過をレポートする。読者の皆さんは写真で、ポイントとなった上がり手を見ていただきたい。

今回の主なルール

・半荘2回戦
・2万5000点持ちの3万点返し
・順位点が1位+3万、2位+1万、3位−1万、4位−3万点
・0点を割ったら終了(ドボン)
・赤牌がマンズ・ソウズ・ピンズに各1枚
・その他の細かいルールはMリーグのルールに準ずる

対局前、「何を切る?」と談義を重ねる太田と細川

【1回戦】  虎井リードも太田が追う

【東1局】虎井が細川からいきなり満貫を上がって幸先良し。細川はまだ緊張感が抜けないか?

対局が始まると途端に静寂へ。緊張感に包まれた

【東2局】渡辺が三色をツモって笑顔。マクール勢、好スタートだ。

【東2局】渡辺がツモった三色。これだけが今日の見せ場になろうとは…

【東3局】虎井と渡辺、続いてリーチも流局。
【東3局1本場】虎井が三色のみで上がる。
【東4局】細川が初リーチ。しかし親の太田に赤5ピンで5800点を振り込む。渡辺が「『振り込み』はボートも麻雀も共通用語ですね」と軽口をたたく。

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