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PRの年間計画を立てロードマップを引く

前回は、PRの目的の整理をお伝えしました。

今回は、その目的をべースに年間の計画に落とす、ロードマップの作成方法に関してお伝えしていきます。

コンテクストマップを作成

PRの文脈を整理する際には、コンテクストマップと呼ばれる、何を持って自社を語れるかを整理した資料を作成することがあります。

これを作成すると、どんなカテゴリーの媒体で何が語れそうかを視覚的に理解することが出来ます。

方法としては、
人物、コーポレート、サービスの3方向などで、会社の情報を整理します。(作成意図によってカテゴリーは変えても良いです。

人物
•CEOがシリアルアントレプレナーとして有名
•ブロックチェーンの第一人者
•テレビで人気のタレントが協力

コーポレート
•世界初の〇〇を活用した企業
•CSR活動としてアフリカにて研究所を設立
•世界のIT企業とコラボ

サービス
•ブロックチェーンで金融の取引を円滑にする日本初のプラットホーム
•使用している技術は日本企業では初めて活用している。

イメージとしては、こんな感じで、自社の語れそうな事を整理します。

歳時記をベースにPRネタをプロットする。

歳時記と呼ばれる、年間のトレンドを整理し、自社のネタと掛け合わせます。たとへば、バレンタインハロウィン、クリスマスと言ったものが代表的なものです。

歳時記は、PRTIMES社の出しているPRカレンダーというアプリがおすすめです。

PRカレンダーはこちら

また、〇〇の日というものを検索で調べてみたり、
該当の商品が盛り上がるタイミングをGoogleトレンドなどで調べてみても良いかと思います。

年間のPR計画を立てる

年間の歳時記と、コンテクストマップの整理ができたら、次は、年間計画に落としましょう。

活用する年間の歳時とそこで仕掛けるPRネタ、メディアを整理しプロットしておきましょう。

細かくできているものですと下記の例などが参考になるかと思います。これにPRネタを書いてプロットするイメージです。

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イメージはこちら(GMOペパボ カラミーショップ販促カレンダー)

これで活動のベースとなるプランニングは、概ね完了です。

次回は、いよいよメディア露出を獲得するための実務、『メディアリスト作成』に移っていきます。


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