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祇園祭について

はじめに、祇園祭についての記事ではなく単なる万次郎的日記だという事をご承知おき願います。

福岡空港行きの飛行機内で祇園祭について知り得る限りの情報を書いていたのだけど、機内モードのオフラインだった事を忘れて保存して終了してしまい、全部消えてたのがショックではあるけども、大した事は書いてなかったので気にしない。
そもそも価値なんて無いのに、いかにも凄そうな事を言う為にはどうすれば良いか?しか常に考えていないので、壊して作ってまた壊しているうちに偶然何か出来る物を想像していきたい。何様?アーリーサマー、YES、祇園祭☆

本日は宵山と言って、明日に祇園祭の本番である山鉾巡行が行われる前日のイベントとなっております。
主に何をするかと言うと、京都のメインストリートである四条通りと烏丸通りを夕方から数時間歩行者天国にして、沿道に出店を沢山出して、子連れ親子やカップルからお金を吸い上げる、もといThis is祭という感じに心が躍るわけです。由来とかは割愛。
その雰囲気を求めて府内外からあらゆる人間を呼び寄せるため、阪急電鉄も京阪電車も深夜営業をされます。場所によってはパチンコ屋も深夜営業されるとか。
沿道の道端に座ってダバダバとお喋りしているだけで楽しい贅沢な時間、それが宵山。

もちろん、ちゃんと真面目に祭を楽しむ事も知っているのですよ。その基本を抑えた前提でのチョット傾いた遊び。

でもそれが過ぎると、歩行者天国が終わった後に百鬼夜行モードに突入します。
どこからともなく、色とりどりに装飾されて巨大に魔改造されたハイエース軍団やトラックやハマー達が、まさに俺達が山鉾巡行だと言わんばかりに河原町通りに押し寄せてくるのです。
それに群がるギラギラとした女たち、それに群がる男たちの循環。始まる喧嘩、鳴り響くサイレン、カオスな夜の始まり始まりどす。若干脚色して大袈裟に言いましたけども。

でも実際、四条河原町の高島屋屋上ビアガーデンでアルバイトしていた頃に見かけて震えあがった光景だったのですが、意外と祇園祭の夜の顔を知らない人が多く、裏の部分が結構好きなので、何かのお役に立てば良いかなと思っています。

高島屋の巨大な駐車場を埋め尽くす警察バスと機動隊。他府県ナンバーもチラホラ見えるので県外からも応援が来ている様子。
サイレンとゴッドファーザーのクラクションが鳴り響く横を警戒しながら帰宅していた頃、むちゃくちゃ睨んできているヤンキーと目を合わせないように歩いていた。何故絡まれなかったのか運が良かっただけなのかもしれないけど、顔の傷と筋トレをしていたおかげなのかも、と思ったり思わなかったり。

そんな古い記憶はありありと鮮明に目の前にあるかのように思い出せるのに、福岡空港に今朝着いた記憶は全く無い。深夜まで飲んだあと最後、残ったファン2人を予約してたビジネスホテルに連れ込んで飲もうとしたらホテル側に拒否され、ロビーで喋っていた所までは覚えていた。恐らく寝てしまったようだ。相変わらずむちゃくちゃである。

福岡空港で気がついた時、CAさんに取り囲まれていた。病人を慈しむ様な優しいお目々で、儚く死にゆく親族を見守るように話しかけられていて、あぁ、またやってしまったんだな、と思った。
終わり良ければすべてよし、という名言には続きがあって、「ただし、どこを終わりとするかは貴方の自由なのよ」と締めくくられているとかいないとか。生きてたら大丈夫とします。

無事に乗り過ごした飛行機の代替は無く、新規で予約する必要があります、と優しく告げられる。俺、この人と結婚したいなと思いましたがマイナス秒で断られた気がしたのでプロポーズはしませんでした。しませんでした。ご迷惑おかけしました。本当に申し訳ないです。

数時間後にある関西行きの飛行機を予約し、だらだらと過ごし、昼飯を食べた。

ダブルチーズバーガーセット

やっと生き返ってきた気がするので、余裕をもって搭乗手続きをしようとしたが、エラーで何故か出来ない。窓口へ行けと書いてある。窓口に行くと、またしてもエラー。なにやら画面を注視している職員さん。「お体は大丈夫でしょうか」実に迷惑そうな顔である。酔っぱらいというのは迷惑しかかけないのか。私だけは大丈夫だと何故思い込む事が出来るのか不思議でしょうがない。改心出来る気がしない。あれほど反社会的勢力ではありませんと宣誓したのは嘘だったのか。罰として今夜の晩御飯は抜きです。なのでおやつにつけ麺を頂きました。

麺屋たけ井特製つけ麺小


無事に搭乗手続きを終え、保安検査場を越え、いざ機内に乗り込もうとしたところで再度端末が読み込みエラー。絶対に許さないからな、という強い意思を感じた。食い気味に体調は大丈夫ですとお伝えし、無事に窓側の席に座れた。例え飛行機側が僕を嫌おうと僕は飛行機が大好きだよ。

遥か上空に国際線が飛んでいた。いつか行きたい


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