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優しく詠って


去りゆく君へ
贈る言葉を探していた

そうして見つからぬ間に
君は去っていった

巡る記憶

楽しかった時間しか
思い出せない

知らず知らずその面影を追う

そうやって俺は
多分現実逃避しているのだろう

時には逃げたっていい
その選択もまちがっていない
そして時には
立ち向かっていかなきゃならない
逃げ癖がつかないように

悲しみの数ばかりが溢れる
ちっとも優しくない世界で
俺はなにを待ち続ければいい

結局見つけられないままに


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