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更なる加速と心の状態の保存

今日出版社の方とやり取りをした。明日、現在作成中の参考書に関して、電話ミーティングをする。

ここまでの道のりは本当に大変だった。

連絡することすら辛くて、資料すら開けないといった精神状態であった。

21日以降の沢山の報告メールで、一気に目の前が晴れた。

やってみたら「やれるぞ!!!」となったので、ぶっ通しで作業をし続けて今に至る。

この状態はちゃんと保存しておくことにする。誰かの役に立つかもしれない。

良い心の状態を保存しておこう

自分は野球をしてきたのだけれども、昔コーチに「良い状態はきちんと書き留めておけ」と指導されたことがある。

自分は野球は上手くないので、尚更、ストライクが入るときの感覚、ヒットが打てるときの感覚はメモしてきた。結構、調子を回復する際に役立った。

勉強において、自分は目標さえあれば歩み続けることができたので、あまり気にしたことはなかった。100時間ぐらい投入すれば成果出るよねとか、量で解決できるから勉強は相性は良かった。

ただ本を作るとなると、まったく話が違った。精神が参ってしまったのである。寝ても全然ダメ。焦ったら余計にダメ。参考書を買いまくってもダメ。気分転換しても銭湯に行ってもダメ。

脳の栄養素になると聞き、ここ数週間で結局100冊以上は本を読んだのだけれども、一向に改善しなかった。

何が状態を変えたかのか

では何が変えたかを分析しておこうと思う。

を書き終えたことが契機になったのは間違いない。大切な人にも読んで下さいと伝えることもできた。

邪道だけども、自分にとって良い結果だけに着目してみたというのも、心を立て直すために役立ったかもしれない。

上の記事の中で、本を共有したのだけれどもその中に出てきた話を自身に溶け込ませたとき、良い良薬になった可能性が高い。

①「専心その業に励むこと」

一つの仕事に打ち込んで、それを大成せぬ時に他の仕事に目を移したり、中途で放り出したまま、他へ転ずるということでは精力は分散してしまう。

微力の者であってもその全力を1つの目的に集中すれば、必ずある程度の成果がかち得られる。何人も一点に集中、一事に沈潜し、専心その業を励むにおいては成功疑いない。

自分の性格才能に合わないと思う仕事でも専心打ち込むことによっていつしか上手にでき、面白く働けるようになる。

といった言葉が効いた可能性がある。

好きな仕事をしてみて、実はその中に苦手な仕事(改善点が曖昧で進捗が遅いものが嫌い)が混ざっていた。だが、そういった仕事ほど、世に価値として認められるものだったりするから難しい。

が捉え方を変えたら、やりがいに変わった。

②「如何なる不運、不景気も永久的には続くものではない」

事未だ成らざるは時節の到来を待つべきで、いっそうの努力を続けるべきという言葉も効いている気がする。

③「社会公共の利益と発展に一致した活動は価値のあるものである」

電気の勉強を教えるという仕事だけでなく、書として世に残すこともまた人にとって大きな価値になると再認識したとき、心が元気になった。

④「自分を卑下しすぎない」

東京電機大学の参考書を1万3000千円も出して買った。資料としてレイアウトが参考になると判断したためだ。

ここに発見があった。

大変失礼がある表現だが

「・・・!あ、同じくらいの質!!!俺もそんなに悪くないぞ。何なら自分のやつの方が丁寧だし手が込んでる」

という情報を脳に入れたとき、心が晴れたのが分かった。自分は自分の参考書作りに自信を持つことができた。

⑤本業専一

平凡人はいついかなる場合も本業第一たるべきだという言葉がスッと入り込んできた。全力で集中して推し進めるべき。何事も最善の道は平凡にあるのであって、平凡こそもっとも確かであり、効果的であり、間違いのない法である。天才には天才の道がある。その天才にしかできぬことをわれわれ凡人が真似たとてなんにもならないということを心から思う。

まとめ

自分のやるべき事が明確になったときに、心が回復し、元のコンディションになったように思える。

古い方法ではあるが、携帯などは見ないようにし、ひたすらに唱和をし、没頭しようと思う。

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2019年2020年の経験を経て、新たな形のオンライン塾。勉強資料を格納している。既存の塾や通信講座や特別講座以上に「基礎知識」「失敗確率を極力減らす方法」が得られる。定期的に届く配信記事をきっかけに問題を解いたり読んだりことで知識のベースアップも狙う。塾や通信講座のメリットに加えて、難化する試験対策を考慮した戦略を共有するマガジン。最近はさらに発展し、資格取得後の先の話を開拓している。

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