ポンプの流量が出ない事象

0:30 社内連絡
1:00~2:30 想定事象(1)の対応
2:30~4:00 想定事象(2)の対応
4:00~6:00 関係各所連絡&調整運転
6:30~7:30 復旧完了

正直、キツかった。

「大型ポンプの流量が出ない」という事象について、機器の故障、計器の故障、電気的な故障、配管の詰まりなどが原因として考えられる。

※もしかしたら、表彰される可能性がある

原因と解決までのアプローチ

トラブル時は、故障原因を切り分ける必要がある。

※現場に長年いる優秀な人は切り分けが総じて上手い。理論とかではなくて、ここらへんという嗅覚が鋭い。自分はセンスがある方ではないので、着眼点を吸収してきた。

第一に「現場をよく観察する事」が大事だ。
①ポンプの圧力値は出ているか
②ポンプの送る物体はどういう状態か
(押し返されているのを確認できるか)
③ポンプ送り先への流入状態はどうか
④電動機の運転状態はどうか

特に、③は原始的であるが計器がダメな場合に一番有効である。

よくあるのが、調査で単独運転をしている場合に、弁や機器を動かし忘れている場合がある。軸、駆動部を見て機器が動いているかを確認しよう。


第二に「循環運転をしてみる事」が大事。
大型系統は戻り弁が基本的にある。循環運転により、設備自体(インペラ)の機能健全性を確認できる。

送る物体もしくは配管側に問題があると切り分けることができる。※インペラに問題がある!と判断してしまうのは簡単。だが間違っていた時は悲惨。


ここまでの切り分け調査を行って、自分は

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