仕事の話

少しずつ暑くなり始めてる。
恐怖の夏がやってくる。

若い時は1日でも早く夏がくるのを楽しみにしていた。
歳を重ねるにしたがって毎年生きてられるのだろうかと心配になる。

書店員の仕事は取次さんから届く荷物をほどき仕分けするとこから始める、本は重く、屈伸運動の連続だ。

毎年誰かしら倒れるのではないかと思うほどで汗が滴り落ちる。

クーラーがかかるのは開店のほんの数十分前で、工事現場で働くおじさん並みにタオルを首に巻きひたすら頑張る。地獄です。

本屋さんはのんびりしてていいねと思われがちだが…開店してからも品出しをしながらお問い合わせに走る。

とにかく走る走る走ります。

バックルームの扇風機に向かって顔を冷やしまたお客様の前へ出るのです。

だから書店員はマラソン選手ともいえる。

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