有川ひろ作品が人生の指針として最高な理由
ど〜もです!
キャリコン×マーケターのおのです。
私は小説を読むのが好きなのですが、高校時代に有川ひろさんの作品に出会って以降、有川さんの小説だけ文庫を全て集めるくらいハマりました!
今回は有川ひろ作品の素晴らしいところを今回は書いていきたいと思います。
有川ひろ作品の魅力
① 深いメッセージを軽い読み口で
有川さんの大きな魅力の1つはライトノベル的な軽い読み口でありながら
テーマとした世界の本質を、その世界を全く知らない人に伝えている
ことです。
自衛隊三部作では自衛隊の人の想いやその人も同じ人間であること
シアターでは小劇団の世界、図書館戦争では言論の自由の闘争、
そういった普通に生活している中では知れない世界を、
有川さんの作品を通じて知ることができました。
言論の自由、難聴の方の実態、施設のこと、などなど
これをきっかけに考えさせられる機会になり続けています。
また有川さんは、シアターや県庁おもてなし課などに代表される
商業的に成り立つのかということやマーケティング的なものの
考え方も重視されているのも私がしっくりといいなと思う点です。
② テーマにした世界・業界へのリスペクト
その学びが得られるのは、有川さんのスタンスにあると思います。
その世界へのリスペクトがあって、等身大でありながらその魅力を
存分に伝えてくれるのです。
何か批判したり切り込んだりするというわけではなく、その世界の
リアルと、何よりそこに関わる人やその想いにスポットを当てて
くれるからこそ、その世界への親近感が高まるのです。
③ 不完全だが魅力的なキャラクター
それを支えるキャラクターが、有川ひろ作品の最も大きな魅力です。
有川ひろ作品のキャラクターは個性的で、めちゃくちゃかっこいい
人でもどこか弱点を持っています。
それに対して葛藤する姿や、仲間と補い合う姿が共感を呼ぶのです。
私自身は、県庁おもてなし課の清遠さんに憧れ、
あの推進力や想いを遂げるために一心不乱に、でも楽しそうに、
進んでいく姿に胸打たれます。
そうありながら、再婚相手の子供との距離を詰めるのに必死になったり
人間らしさも持ち合わせている姿がかっこいいしそうありたいと
思わせてくれます。
有川さんと会いたい・・!
そうして自分の大人になる時や社会人として経験を積む中で、大事な価値観を有川さんの作品から学んできました。
そして、自分が待ちわびる作品の続編が出ない中で、その理由が一部の心無い「自覚なき加害者」の存在であることを知って、また自分がそうなってる時はないかと考えるようなきっかけになりもしました。
いつか、この感謝を伝えたいし、自分がキャリア教育に携わる者として一緒にその価値提供をコラボできるなら最高と思ってます。
なのでまず一回お会いして色々お話ししたいと一方的に思い続けています。
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