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【転職】高卒・文系・元工場員(7年半勤務)の僕がIT業界に転職した結果…1

はじめまして。マックです。日本の真ん中くらいに住んでます。

まず、なぜこの記事を書いたかというと

僕の転職体験記が誰かの参考になればと思ったからです。

(※工場の仕事を侮蔑したり批判的な目で見ているわけではありません。やりがいを見い出し熱心に取り組んでいる方はたくさんいますし、様々な背景をもって働いている人がたくさんおられます。自分が現状に納得していないために感じていたことを書いた記事、ということをご理解いただきたいです)

【きっかけ編】

僕は高校卒業と同時に地元近くにある大手の工場に就職しました。

上司にこの作業をやれといわれたら次の作業を教えてもらえるまでひたすらい同じ作業をし、この部署に行けと言われたらその部署に行ってまた同じ作業をする。将棋の「歩」のようだと感じていました。

7年半努めた会社をやめたのは、王にはなれないけどせめて「桂馬や香車、金や銀のような存在になりたい」と思ったからです。

■転職をしようとしたきっかけ4つ

理由1 昼夜大逆転で生活 ざわ…ざわ…

一番つらかったのは夜勤です。夜〜明け方までの夜勤でしたが、昼間にどれだけ寝ても人間の体は夜は活動しないようにできているので眠いもんは眠いです。うとうとして棚に頭ぶつけたり作業が遅れたり気持ち悪くなったり、向いていない人はほんとにしんどいです。

じゃあ夜勤なくしてほしいとお願いすれば?と思うわけですが、夜勤あるとないで給料が5.6万円かわってくるので限界がくるまではやろうとなってしまうんですね、、、

理由2 ネジ7000本を締め付ける×365日

シンプルに、やりがい?なにそれ美味しいの?レベルでした。(のちにやりがいがないことは嘘=自分のせいであることを堀江貴文の著書「ゼロ」から学ぶ)

業務内容は流れてくる部品にボルトやネジを閉める、組み立てる部品を箱につめる、設備に部品をセットしてスイッチを押す…etc

最初の2週間は頑張って覚えようとしてすこし気持ちも前向きなので楽しいですが、それ以降はずっと同じことをします。僕は「スキルのない自分は時間を売ってお金をもらってるんだ」と割り切っていました。

理由3 「歩」のままで終わってしまう

そりゃそうですね。毎日部品組み立てることで身につくスキルは手先が器用になるくらいですね。

転職を決意した引き金になったのが、上司に無理やり会社のルール無視で暗黙の了解でやっているキツイ工程にぶちこまれたことです。まるで上司の操る駒、将棋の「歩」のような気分でした。

「桂馬や香車、金や銀のような存在になりたい」とおもったことをつよく覚えています。

理由4 自分で選択し、自分の人生を変えたいと思ったから

僕は、自分の人生の分岐点と言えるところでいつも自分で選択をしないできました。高校も今の就職先も親がそうしろっていうから、仲良しな友達が就職コースに行くから、大企業だから、たまたま入れる成績だったから、と。

しかし、自分で選んだことか、他人に選んでもらったことかで物事の見方受け取り方が大きく変わるものだということを知りました。

前者の場合はつらくても苦しくても「自分で選んだことだから」と納得できます。しかし、後者の場合は苦しい事に直面した際、他人のせいにしたり逃げ出したらどうすればいいかわからないといったことになってしまい不安や不満を抱え続ける事になります。(自分がそうでした)

どうせ辛い思いするなら自分で選んで辛い人生にしたいと思ったのが4つ目の理由です。(辛いと決め付けていますが笑)

以上が僕が転職をしようとしたきっかけでした。

自分はまだまだ「歩」ですが、始まりが「歩」よかったと思っています。

最初から金や銀だと、ずっと王の近くに居座ってしまったり、斜め後ろや斜め前に道をそれてしまうこともあるでしょうが、「歩」はまっすぐコツコツ進むことが最弱の駒である「歩」が生まれ持った唯一のスキルだから。

そして恩師との別れ、新たな出会い、ライバルとの死闘を経て、現在のIT業界へ歩を進めることになりますがその話はまた次回。

読んでいただきありがとうございました。

「次回 恩師との別れ」

デュエルスタンバイ!


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