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『運命を導く東京星図』(松村潔 著・ダイヤモンド社)

久しぶりの読書日記は、超絶マニアックだけど超絶プレミアになっているこちらの本。偶然、職場の近くの図書館で見つけて気軽に借りてみたら、面白いしAmazon超高値だし、ビックリでした。。!

この本は、東京が産まれた瞬間のホロスコープを東京に重ね、東京の歴史や潜在的なエネルギーを見ていく本です。

・・・ってサクッと言われてもよくわからないですよね?ええ、相当なマニアック本だと思います。(笑)


地球を中心として、太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星という10個の惑星がどこに位置しているかをプロットしたホロスコープ。地球を取り囲む空間は分割され、牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座・獅子座・乙女座・天秤座・蠍座・射手座・山羊座・水瓶座・魚座という12の星座名がついています。

ある瞬間のホロスコープにおいて、惑星がどの星座のエリアにいるか、また惑星と惑星の位置関係はどうなっているかといったことから、性格や運勢を見ていくのが、西洋占星術です。

この本では、東京が生まれたときのホロスコープを東京の地図の上に重ね、都内のどこのエリアがホロスコープ上どの星座に位置するかを見ていきます。星座ごとの性格や強み・弱みをその場所にあてはめて、歴史を振り返ったり雰囲気からエネルギーを読んだりしています。


これは占いを学んでいると毎度思うことなのだけれど、偶然起こったと思っていた出来事も、実は必然だったりする。もちろん全部が全部そうだとは思わなくて、偶然もあるだろうし後付けだってある。でも、必然だとか運命だとか、そういうのもあるんじゃないかなって、そう思わされる。

東京のどの地区にどんな歴史があって、どんな建物があるとか。文京区に学びの施設が多いとか、上野にアメ横があるとか。そういった様々な歴史の積み重ねが、実は偶然じゃなくて運命の定めだとしたら。東京という場所が生まれた時点でもう決まっていたことだとしたら。そう思ったら、なんだか不思議な気持ちになります。不思議な気持ちにさせられる、そんな本でした。


ちなみに、ホロスコープ上ではエリアごとに性格や雰囲気が決まっています。「元気になりたい」「ちょっと落ち着きたい」といった気分のとき、それに役立つエネルギーをもらえるような地区に行くと、きっと自然と心持ちが変わってくるはず。そんな解説もふんだんに盛り込まれているので、ぜひそれを実践してみたいな、なんて思います。YouTubeでやろうかな??



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