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【番外編】わたしはわたしのためのわたしでありたい

初めましてのみなさまも、おなじみのあなたもこんにちは、MAKIです。

秋の深まりは思考を巡らすにはちょうどよく
生きること、
オンナであるということ、
そんな偉そうな御託を並べていたわたしも


ふつうの女の子のように
嫉妬に狂った晩夏を経験し
「ふつうの女の子みたいなところもあるんだね?」
そう女友達にも言われるほどに
目も当てられなくなってしまっていて、
ああ、もうそういうことか、そう感じて
結局は自分を守ることに必死で

「わたしである。」
これがわたしの人生でもっとも大切なことで。
わたしであることを邪魔をするものを
わたしであることを変えようとするものを
須く排除してきた
鬼のような人生だものですから
「やさしくない。」
きっとそれが
わたしを形容するもっとも相応しいことばで。 

男女の関係がないと
繋ぎ止めていられないという
呪縛から抜け出せず、
醜くなっていくのは
こころだけではなくカラダにもあらわれて。

さて、
お気づきの通り、
わたしという自己愛に満ちた人間は
誰かとともに歩むことに不慣れで、不器用で、
天邪鬼な自分からは抜け出せなくて、
これを乗り越えた人間修行の先に
きっと最高にしあわせな人生も待っていると
アタマでは理解して、


でもきっとそれは
誰かと、ではなくて
わたし自身が乗り越えるべき課題で


だから


手放す、というと聞こえはいいのだろう。
ひとりになってあげた、とでも表現しようか。
つまりはこれ以上、
苦しめたくないし傷つけたくない、
それは相手を、でもあるし
なにより自分自身をであって。
つまるところ、
その世界から逃げ出すことにしたのです。


こっぴどく嫌われてフラれたら
きっとそれはまたわたしの人生の糧になり
時折したためるこの自叙伝にも似た言葉たちにも
深みが増すのだろうけれど


やっぱりわたしは
フラれるのには慣れていなくて。
だから、勇気を出して、
いま、ここにあるしあわせのような日々を手放し
パラレルワールドの扉を開くことになるのです。


わたしはまた
わたしのためのわたしである人生に向き合い、
自信のあるわたしの人生を全力で愛し
わたしの夢を叶え続ける
そんな人生を手に入れる、
そんな未来が待っている。
ような気がして、胸を高鳴らせてみます。



と、いうわけで
ひとにウワサされるくらいなら
先手を打って言葉にしてしまうあたり
どこまでいってもわたしだよな、と

この先も伸びしろしかないと言い聞かせて
また新しいわたしになって
自信を取り戻せたその先に
また新たな出逢いがあって、
ぬくもりに触れて、
誰かに触れたくなって、満たされる、
そんな生活を取り戻せたらいいなと思うのです。


わたしの人生の今は何章目くらいだろう。



相変わらず南京錠は開かずのまま、
それでいいのだと言い聞かせて、
まだ見ぬ男のひととの情事に
想いを馳せる余裕があるくらいには、
わたしは元気です。


つづく

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