【第8章】春を待つということ。 第1夜
初めましてのみなさまも、おなじみのあなたもこんにちは、MAKIです。
男のひとのぬくもりを迎え入れることから遠のいて2度目の冬が訪れました。
わたしの人生でこんなにも性的交流から離れた時間があっただろうか、
ここのところ顔つきが幼くやわらかくなってきたのはきっとそんな理由もあるのだろうと、
セカンドバージンよろしくわたしのなかの処女性が研ぎ澄まされている今日このごろ、
あなたにおかれましては、
纏う空気で出逢うひとをあたたかく包み込んでいることと拝察いたします。
直接的な