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先入観。 #第4夜

初めましてのみなさまも、おなじみのあなたもこんにちは、MAKIです。

愛されたがりのひとり好きなわたしを脱皮しない限りもう誰ともこころが通わないのだとアタマで理解はしていても、駆け引きまでは好きなのに好意を向けられるのがほんとうに苦手だとまざまざと感じさせられる今日このごろ。


(前回のお話がまだの方はご一読ください
↓)

あたしの人生も
よくあるもので終わるの?
よくあるもので終わるの?
そんなのは嫌だ

そんなことを想いながらも、
好きなひとがいて、
そのひとのぬくもりを感じながらとなりで眠りにつくような、いわゆる”普通のしあわせ”というそれにも憧れていて、よくあるものとか、普通とか、意外と手に入らないものが世の中にはあふれていると感じています。

好きなひとってひとりじゃなきゃたぶんきっとダメっていうのが誰かが決めた世の中のルールで、たしかにひとりのほうが面倒なことは少ないし心配事も増えないので都合はいいのだけれど、
そのひとを失ったらわたしのこころがからっぽになってしまうことのほうが怖くって、無意識に保険を掛けているのだと思うのです。

だからこそ、情熱的に愛を伝えてくださる殿方を少し冷めた目で見てしまい、こんな歪んだ思考をもつわたしのことを外見や先入観で好きになんてなってほしくない、とさえ思うあまのじゃくな性格の自分に辟易してしまいます。

それじゃあわたしはどんなときにひとを好きになるかと問われたら、結局わたしからみた世界でのあなただったりして、先入観でしか愛のはじまりってないのだろうな、と分かっていたりするのです。

だからいまのわたしには、
あなたしかいないとは言えないけれど、
あなたに寄り添い、時々はうしろから抱きしめられながら眠りにつきたいと思うのです。


つづく。

いつもお立ち寄りくださりありがとうございます!これからも、必要な方に届くように言葉を紡いでいく予定です。あなたのサポートがチカラになります。お待ちしています。