見出し画像

かんなのこと

次一緒に住めるねこがいるなら。
「サビがいいな〜〜〜」

なんて同居人とふざけて言ってた。
既に2匹いるし、
3匹目は現実的ではないと思っていた。
サビ猫の動画や写真を見ては
かわいいねえ、いつか飼いたいねえ。
と言い合う。

昔からチャトラに憧れがあって、現にちんたがやってきたし。
ミケちゃんいいなあ、と思ってたらぷんが来た。
サビ、いいよねえ、なんて言ってたら…

本当に来た。

はい!私がサビです


2023年6月28日
とある友人のXのポストにて。
予てからお世話していた地域猫の子猫を保護したとのこと。
飼い主さんの募集をしていた。

ん〜〜〜〜〜〜〜
サビだ!!!!!!!
高鳴る鼓動。
会いたい…しかし、会ってしまったら最後…な気がする。

同居人に相談する。

「とりあえず会いに行ってみれば?」

そんな簡単に言う!!!
本当に?本当にいいの?
会ったら連れて帰っちゃうよ?
じゃあ明日行くから!!!!

と、言うことで翌日会いに行くことにした。

ああ…
あああああ…

かわいすぎる…
推定3月25日生まれ。
生後4ヶ月の黒サビちゃん。
さすがに野良という事もあって警戒心があったが…
そんなに激しい気性ではないようだった。

はじめましてでも抱っこできた

彼女はマーブル模様の「まーちゃん」と呼ばれていた。
友人のお宅には既に1匹ねこちゃんがいて、
まーちゃんのお世話をしているという。

友人宅のねこちゃんと一緒に外を見ている

出会ってすぐ、もううちの子にしたい!!という気持ちでいっぱいだったが、
同居人とじっくり話し合わなければいけない。
簡単にうちの子にすると言っても大事な大事な命、大きな責任を背負う事になる。
友人には、考えさせてください、と伝えて一度家に戻った。


同居人が「どうだった?」と聞いてくる。

かわいかったよ…

………。

「で、どうする?」

私の中ではほぼお迎えモード。
しかし、想像してみる。

1匹増えるだけ、と言ってもご飯代、猫砂代、毎年のワクチン代。
負担が増えるのは目に見えている。
そして10年後、ちんた15才、ぷん12才、かんな10才と高齢になって
それぞれ病気になっていたら?それだけの医療費が払えるのか?
今の家にずっと住むつもりはない。
今後引っ越した時に、3匹とも飼える物件がそうやすやすと見つかる気もしない。
そもそも先住猫と相性が合わなかったら、今の狭い住居でどう対処できるか…

マイナスの要因ばかり考える。
同居人とあれやこれやと問題点をあげて、徹底的に話し合った。

私の記憶では、2、3日悩んだように思えるのだが…

いつお迎えする事を決断したんだっけ、と思い、先程友人とのラインのやりとりを見返していたら。

翌日の朝には「お迎えします!」と返事をしていた。

そんなこんなで我が家の一員になった黒サビ。
名前は、1000年に一度の美少女にあやかって
「かんな」。

こうして「ちんぷんかんズ」は結成された!

いよいよご対面

2023年7月3日。
かんなが家にやってきた。
キャリーバッグに入れていると、早速ちんたとぷんが興味津々。
さて、ご対面はうまくいくかな…(かんなはワクチン一回目接種済み、エイズ検査済み)

えっ 誰ですか?

ちんたは早速、洗礼のシャー。
これは仕方ない、ぷんちゃんの時もそうだったしね。
一方ぷんちゃんは、初めから好意的な感じ。
かんなの事を気にしては決してビビらせず、優しく見守っていた。

3日後にはぷんがかんなに毛繕い
4日後には、ちんたとかんなが一緒に遊んでいた

うん、うちの子達なら大丈夫だ。

今回はぷんちゃんが大活躍だった。
きちんと、ちんちゃんとかんちゃんの中間に立って、
どちらもフォローしているようだった。
これには人間の私達も感動。ぷんちゃん、すっかりお姉さんになって…。

尊すぎるスリーショット
仲良くごはん
家族写真のよう

めちゃくちゃ悩んだけど、
かんなをお迎えして本当によかった!
うちの子達は本当にみんな良い子。
そりゃ少しはイタズラしたりするけれど、
大きな問題なんて一つも起こしたことがない。
猫にも人間にも優しい子たち…
お金には苦労するかもしれないけど、人間達が頑張って働いて養っていくからね!(猫保険には入ってます!)
今は3匹いる生活が本当に幸せです。

かんちゃん、うちの子になってくれてありがとう。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?