プロセスワークの学びの歩み(ワールドワークのファシリ初打席!)

2022年6月25-26日の2日間で、プロセスワークディプロマプログラムフェイズ1の対面実践セミナーがありました。テーマは関係性・ワールドワーク。

月曜から木曜の今まで、まとまって振り返る時間が取れなかったのだが、
間が空いて、忘れないうちに大切なことだけでも、学習と歩みの道筋を残しておきたい。

DAY1:関係性のセラピーについて

関係性(2人組)に関わるにあたって、まず大事になると感じたのが「間合い」。

2人組によって、関係性の雰囲気は全然違う
そこに、セラピストも入るのだが、対面で行うと、どこに、どのように居るかによって、セッションへの影響が大きい事を体感した。

次は、「エスカレーション」「ディエスレーション」という概念。初めて出会った。プロセスワーク流でいうと、ただ単に感情を味わいきったり、言い分がある何かになりきるのではなく、”アウェアネス”を保ちながら、感情を味わったり、何かになりきるために、時に落ち着いてもらったり、急にエネルギーが下がるようだったら、それ自体を見直してもらう必要がある。

最後は、感情と解釈について。感情、姿勢、動きに関する質問をしても、
素直に還ってこず、解釈や困惑が還ってくることもあるので、問いかけや、やり取りの場に合わせた、意識状態の調整が大事。

DAY2:ワールドワーク 初めてグループワークのファシリの打席に立つ

この日、2回のグループワークが行われた。
1回目は、参加者として参加。2回目は、ファシリとして。

参加者として参加した際の学びは、
プロセスワークのグループワークは、ロールプレイの様に、何かのロールを演じるというものではなく、その場の、そのものの声を表すようなもの

都度都度、自分の内面(身体の動きや感情など)に従うとともに、
場の1次/2次や、ゴーストロールなどの見立ても行いつつなので、
IQもEQもSQもフル活用だ。

あとあと、日本人特有で、意見と個人が一致する様に、ロールと個人も一致しやすいので、タイムスピリットという表現は個人的に好き。

プロセスワーク”のグループワークのファシリは、初打席でした。



どんな打席だったか。野球に例えてみると、
これまで草野球はしてただけど、はじめて立つ打席にピッチャー大谷翔平

そもそもワールドワークに参加した経験も僅かな中で、
はじめてワールドワークのファシリに立つ自分にとっては、
抱えていた集団のエッジが、大谷翔平ばりに、荷が重かったです。

過程では、 本当に色々あったのですが、 結果、セオリーや順序も大事だけど、聴く姿勢が、一人ひとりの想いや、傷を癒していくという事を学びました。

あとは、場にいる全てのエネルギーに良い悪いは本当になく、
それらが活きるためにも、ソーティング、コンセンサス等の順序大事。

その時々では、一生懸命、夢中で気づく余裕がなかったけど、
場面場面で、そっと支えようと手を当ててくださったり、労いの拍手/握手を皆さんから頂いたのは嬉しかったですし、場を共に超えた絆を感じました。
有難うございました。

ワールドワークは、今後の自分の成長テーマの1つなので、
階段の一歩目(0→1)を上る貴重で濃密すぎる機会を頂きました。

一期一会ではないですが、
1つ1つの場で経験を積ませて頂ければと思います。

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