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「noteの海」

きょうも ザンブと
noteの海へ
幼稚な駄文があふれる海へ。

全日本の文字という文字を集めたような大海
一かき、ひとかきするたびに
黒々とした「note」
文字の一つひとつがひっつき、ひとつづきとなった海藻
それが手に足に絡みつく。

どれもはっきりとした字面で目に飛び込んでくる
だが
一つひとつは
粘り気のないサラサラのもので
手に足にまとわりついた
とて
陸に上がって一払いすれば
すぐに乾いてパラパラと
砂地に落ちてしまう。

海上に目をやれば
確かに海面が黒々と盛り上がり
そこかしこにそれを求めた
低劣な、幼稚な
子供がたかっている。

そんな目に入るものに気を取られず
自分の手足を動かしながら海の中を漂い
一かきひとかき
足をばたつかせながら進む

案外に
すっきりした面構えで
ひっそりとして
時にはあわあわ

時には強い
光を放つ
noteに出合う。

この海に飛び込んで
一と月と半の
思い。

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