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■Amazonとドラッグストアの価格差

「出てこい責任者…怒りのやり場」(2)
昭和のお笑い界にくっきりとした足跡を残した人生幸朗師匠の名ゼリフ「責任者出てこい!」を頭の片隅に置きながら、日常を、社会生活をぼやきます。これは「詩」でない 怒りのエッセー

◇私のひげそり事情

長年、ひげそりはジレットを使っている。アメリカのメーカー。
たぶん20代ころまではシック(これも米ブランド)を使っていたが、30前後からジレットだ。ただ、シェービングフォームはシックを使う。
貝印とかフェザーといった日本メーカーは、刃がなまくらな感じで剃ったあとのすっきり感が米ブランドと差があるので、買わない。
日本メーカーは何十年も使ってないので、今はどうか知らんが。
電動ひげそりを使っていたときもあるが、あれはすっきり感がないので、使わない。

いつものドラッグストアでの買い物が…

さて、そのひげそりの替え刃というのが結構値が張るのである。
だいたい8個入りを買うが、それが1個あたり500円くらいする。つまり1パック4000円ほどだ。
先日よく行く千代田区神保町のドラッグストアで買ったのだが、税込みで5148円もした。いつの間にか値が上がっている感じ。神保町には複数のドラッグストアがあり、価格が微妙に違うので以前は3店、今は1つ閉店したので2店の値段を比べてから買っている。替え刃に限らず、ヘアカラーとか洗顔フォーム、リカルデントのボトルガムとかも値段が時々で違うので比べて買っている。
替え刃が高いのはわかっているので仕方ないのだが、一応Amazonでいくらしているかを帰宅後に調べてみた。
なんと同じものが2700円である。
腰を抜かすくらいびっくりした。1割2割高いのならあきらめるが、2400円も違う。倍近い価格差だ。

モザイク 2/23ツルハ1
2/23Amazonジレット

超巨大企業にクレーム入れた
そのドラッグストアに、「Amazonで安いじゃないか!」と訴えても仕方ないので、「間違えて買った。未使用だ。返金してくれるか」と電話で聞いたら、する、というのでそうしてもらう予定だ。Amazonだと、ほぼ半額だぞ、とは言わないでおくが。
あまりにひどいので、ジレットの販売元である超巨大国際企業P&G(日本法人の本社は神戸にある)に、ドラッグストアのレシート画像とAmazonの安値のスクリーンショット画像を添付して、価格に対する考えを質した。
さっき送ったばかりなので、どういう答えをするのやら。

Amazonは便利すぎて安すぎる

大昔は、どんな消費財でも東京と地方では価格差があった。生鮮食品などを除けば、電気製品はじめだいたいの製品は東京で買うのが安かった。人口が多いのだからたとえ地価、人件費が高いとはいえ、大量に売れる分、安い…のが当然だった。
それが今や、大Amazonのおかげで、北海道から沖縄まで安いものが簡単に買えるようになった…。

何かヘンだが、「価格を調べてから買う」これが消費者が自分を経済的に守る唯一の方法。ネットを使えない、使わない人には不便極まる、大いに不利な時代だ。そういうことへの、超大企業の責任はどうなのか、と問いたい。P&Gの回答が来たら、続編を書く。
Amazonの価格を調べなかった自分が悪いが、この価格差を放置している販売元はどういうつもりなんだ。責任者出てこい! 


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