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■珍しく褒められたのだけれど

現代散文自由詩人の独り言(83)

◇言葉で語らず、風景が語った詩

月に1度通う、現代詩の実作講座があった。
参加者が自作を持ち寄り、先生が講評するものだが、今回はきのうアップした「キラキラと」を提出した。

当初は違うタイトルだったものを、さらに少しだけ直してきのうアップしたが、ここのところの僕の詩に対する反応とほとんど変わらない状態である。

しかし、先生には
「いいわ、今までの中で最高!」と褒められた。
ちょっと書き方を変えたのか、と問われたが、僕の中では相変わらずなのだが。
先生は、
「何かを言おうとしていない。風景に語らせている」という点がいい、と評価してくれた。

3連目の「まぶしいほどに輝く」は、当初は「キラキラと キラキラと輝く」としたのだが、「もうちょっと抑えたほうがいい」と指摘されたので、書き直したのだが。

タイトルにもしている「キラキラと」の表現、それも2回繰り返した部分に気持ちを込めたつもりが、そこはあっさりと否定された格好。

他の人の提出作は、いかにも現代詩という感じのものもあるし、力を抜いたようなのもあるし、さまざま。

いずれにせよ、自分の気持ちのままに書けばいい、というスタイルはずっと貫いているつもりだ。
ただ、もうちょっと長く、粘るような文体のものも書きたいし、書かねばならない、とも思っている。

現代詩を書き始めてそろそろ3年目に入る。

考えてみれば、以前ほど詩を読んで勉強する機会が減っている。その辺も気を付けたいところだ。

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