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会話がうまれる本棚

私たちのあらかわヘルシータウンプロジェクトでは、荒川が健康なまちになるためにできることは何かと考えながら活動をしています。まる福がある尾久地域に足りないものを補充していくことをひとつの目標としています。

まる福ホームクリニックの2階「にるーとくふるま」では、これまでもこども色彩知育教室やシナプソロジーインストラクター養成などの知育教室や各種イベントへのスペース貸し出しを行ってきました。クリニックの2階という場所を生かして、何か人が集まれる場所をつくりたいと構想を練ってきました。

今回は、プロジェクト支援のクラウドファウンディングの方を対象に、「本棚のひとつをお貸しして好きな本を並べてもらい、みんなでそれを楽しむ」というイベント形式のスペース活用を始めたいと思います。

概要は、
- 本棚を設置
- 棚の一つを月極めでお貸しする
- 好きな本を置いてもらう
- 来場した方に読んでもらったり、借りてもらう
- 感想などを共有する
といった感じです。

最近、急にシェア本屋というのが増えていますが、やはりまちの本屋がなくなっていき、本と触れる場所が少なくなっている気がします。本屋を商売としてやっていくのはネット本屋などの影響で非常に難しいようです。本棚をシェアして、ひとつの棚がひとつのお店のようになり、少しでも出店のハードルを下げられればという考えと思いますが、今回のイベントは売買を目標にしていません。そもそもシェア本屋で売り上げをきちんと上げるのは難しいようです。仕入れも大きな卸さんからできないので、自分の蔵書なり買ったものを出すことになります。ほとんど趣味に近い話になってくるので、あまりたくさんの人がやりたいとは思わないと思います。しかも、尾久という土地柄では難しいかなと思いました。

実は今回、自分が本屋が好きな理由というのは、実は買うことではなくて眺めることなんじゃないかなと気づきました。暇な時にふらっと立ち寄って、何か新しい本はないかな、興味ある本は入荷したかな、という冷やかしに近い感じです。もちろん、買う時もたまにはありますが、大抵は買わないで出てきてしまうのです。
だったら、図書館でいいじゃないかと思いますが、ちょうど近くに図書館がない区界(くざかい)です。まる福では以前から尾久図書館さんから提供を受けて、街なか図書館を開催しています。お子さんを中心に絵本や児童書をたくさん借りていただいている実績もあります。でも、今回やりたいのはこの地域のまちが盛り上がることだったので、図書館にはないおしゃべりができる場所として開こうというコンセプトができあがりました。

ということで
多分、これは図書館、しかも会話できる、というイベントで、会話がうまれる本棚と名付けました。
いかがでしょう。

細かな利用に関してはリンクから利用規約をお読みください。

申し込みは下のリンクのcampfireから、
1500円のコースをお選びいただければ、登録後詳細をご連絡いたします。
すでに支援している方は差額を上乗せしてください。
(直接来院して支払う場合は6ヶ月分先払いになります)

あらかわヘルシータウンプロジェクト

では、みなさんのご参加をお待ちしております。


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