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医療と出会う

お医者さんと出会うにはどうしたらいいでしょう

福祉系の仕事をしている友人に聞かれてどう答えたらいいのか迷う。

先生の外来が混んでいてなかなか会えないんです
とても人気があるみたいで

地域と繋ぐケースワークをしている彼女は、住民の必要な資源をたくさん知っているけれど、いざ行ってもらおうとするとなかなか必要性を理解してもらえない。本当に必要なのに響かない。経済的困難や社会的孤立に陥りそうな人たちだ。そういう時に少し医師の力を借りたいのだそうだ。


医療が必要な子どもである医療的ケア児のママに話を聞く機会があった。必要なサービスが空きがない、家から遠い、誰に相談していいかわからなくて、一人で悩んでいたそう。行政も枠から飛び出した人たちにはなす術がないのか。もしや担当する医師が掛け合えば早く進むかもしれない。

医師がする仕事は病気を治すことが基本で、沢山の患者さんをみている。病気の原因が生活の中にあったり環境が問題だった際に、何か薬以外の方法を考えなければならない。でも、医師はそのやり方を習っていないし、病院の外に何があるかもよく知らない。

自分はそれで住んでいる区のカレッジに入学し地域のことをもっと知ることにした。2週に1回の夜、まちづくりや行政のシステムを学びながら、少し地域の人たちと交流を深めることができた。都会ではなかなか知り合いをつくることも大変である。それから10年経ったけれどまだまだ足りていないと思う。

医師側が住民として歩み寄ることがないと、なかなかウエルカムな状態を作ることは難しい。診察室の中にいたらやっぱり何もわからない。かといって、業務が忙しくて外にふらりと出るなんてことはそうそうできるものでもないのだけれど。

医療と出会うには

何か地域に貢献したいと思っている医師や医療者を見つけて突っつくこと。必ずそういう人が近くにいるはず。街の中や近所にももしかしたら。

そういう人たちがすぐ出会える場所を作りたいんですよね〜。みんなで協力してやってみましょう。

では〜。

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