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精神疾患を抱えながら生活する方々を支援する制度って何があるの??

こんにちは!mikanです🍊

私が精神疾患の方々を支援をしていて頭の中が混乱していることは制度のことです。私が今までに触れた精神障がい者を支援する制度をまとめてみます。自治体によっても異なるところではありますが、国の制度としてある基本的な制度・体制です。

1.精神障害者保健福祉手帳

・一定の精神障害の状態にある方に、申請に基づき手帳が交付される。
・入院・在宅による区別や、年齢制限はありません。
・障害の程度によって 1から3級に分かれています。

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・この手帳を取得することで「税金の控除・減額」「公共料金の割引」などが受けられる。
・申請は??
市町村担当窓口に申請し、そこを通して都道府県知事又は指定都市市長に  行う。
・必要な書類は??
①申請書②診断書③本人写真
有効期限は2年間(2年ごとに更新が必要)
・申請から手元に給付されるまで
→自治体による差は結構ありそうですが、2.3か月はかかります。(余裕をもって申請してください)

2.自立支援医療

精神科の病気で治療を受ける場合、外来への通院、投薬、訪問看護などについて、健康保険の自己負担のお金の一部を公的に支援する制度が自立支援医療(精神通院医療費の公費負担)です。(入院については対象となっていません)
→通院しながら地域で生活している方々はこの申請をしている方が多数。

というより、した方が絶対良い。精神疾患はきちんと治療を継続しなければならないですから、安定して通院するためには必須といってもいい制度。
つまり、精神疾患であるが病識がなく適切な医療に繋がっていない場合は、体調がどんどん悪くなるばかりか、あちこち精神科以外の医療機関を回るので経済的にもひっ迫されてしまいますね…

3.障害年金

病気やケガによって生活や仕事などが制限されるようになった場合に、現役世代の方も含めて受け取ることができる年金のことです。

病気やケガというと身体的な疾患や外傷をイメージされる方が多いかと思いますが、精神的な疾患も含まれます。

精神疾患の方が受給しているとは限りませんが、受給している方もいたので参考までに。

年金や手当が受けられない場合の経済的支援は生活保護があります。

4.生活保護

資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する方に対し、困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長する制度です。(支給される保護費は、地域や世帯の状況によって異なります。)


学生時代の知識は、ほんの基礎の基礎の基礎の基!だったのかといことを痛いくらいに感じています。就職してみると、聞いたことあるけれど、なんだっけ??ってなります。頭の中は?だらけ。

全然仕事でつかえる知識にはなっていなかったのです。国の制度は知っていて損はない、むしろ得ですから、必要になった時に活用できるように自分の為にも勉強し直そうと思います☆

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