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ノンブルにながら夜食の汁の跡

俳句をやり出して1ヶ月と少し。
「夜食」って季語なんだってね。先々月まで知りませんでした。

本を開きながら飯を食っていたと見える跡がノンブルだの小口だのに点々と散っているなあ、この本は受験時代に読んでたなあ、という句かも。

(全く読まない人よりは)そこそこ本を読む方だが愛書家ではない。一人めしの時はながら読みをして、たまに汚す。
この間はながら読みしてたわけではないのだけれど、食事時に横に置いておいた本の表紙にラーメンの汁が飛んでしまった。
やや入手困難なやつなので人によっては怒るかもしれない。私も少し凹んだ。
30過ぎて、食事の際は汚れたらかなしむものは遠ざけておこう、という教訓を得た。
みんなもそうした方が良いよ。


ところで

今週は俳句ポスト365の2024年7月20週兼題「八月」の、結果発表週でございます。
わたくしはこの週から投句を始めたので結構ドキドキでした。
で、載りました。初級木曜入選です。


八月や父の遺影を肴にし 裏町之鵺

初級の火〜木入選は「基本ルールとして間違ってない」ということなので本当にスタートラインにようやく立った、というだけのことだけれど。
およそ一月前に作った句なので、今見るとまだ粗いわねとも思う。中七の語順は逆の方がよい気がする。
まあでも、嬉しいもんはまあ嬉しい。


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