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関東学院大学マーケティング論・前編

先日、関東学院大学のマーケティング論の授業にて、ゲスト講師としてまちのコイン鎌倉エリアの取り組みに関して説明をさせていただく機会がありました。
教室での対面に加えてZoomでつないでオンライン中継もしながら約100名弱の生徒の皆さんに向けて講義をしました。

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いわゆる「地域通貨」ではありません

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講義では、まちのコインが何を目的としていて、それにより何が達成できるのかをご紹介。まちのコインがいわゆる「地域通貨」ではないこと、つながりを作るためのものであること。SDGsに貢献できるツールであること‥などを事例を交えてご紹介しました。まずは体験してもらうほうが早い、ということでチェックイン体験も。

一通りの説明に加え、私たちが最近抱えている課題も共有しました。

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こちらは、最近取り組んだキャッチコピーの改訂に関する事柄です。
(詳しくはこちらの記事にて紹介しています)
その背景や狙いなどをお話ししました。

カヤック流・ブレスト体験

まちのコインが何ぞや、ということと、最近の課題を共有したところで
せっかくマーケティングを学んでいる皆さんからアイデアを得たい!

ということで、皆さんにディスカッションをしていただきました。

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まちのコインを運営する面白法人カヤックでは、ブレインストーミングセッション(ブレスト)を大切にしています。まずはいろんな制限をせずに思いつくままにアイデアをアウトプット。考えを言語化して伝えること。オフラインでもオンラインでも、日頃から行っていることです。

話を聞くだけでは受け身になりがちな講義に変化をつけようと差し込んだこのグループワークですが、皆さんにはとても新鮮だった様子。コロナ禍で配信授業が多く、リアルでも飛沫を防ぐために一方通行的な講義が推奨されているそうです。ご時世ですね。

ユーザー、スポットどちらの立場でもOK。10分ディスカッション・発表1分で出たアイデアは‥

・まちにいる人からクルッポ支払いで専門知識や技術を学べる「寺子屋」的な体験
・犬カフェの犬で海などでの散歩体験をクルッポで。スポットにとってもユーザーにとってもメリットがある
・クルッポのポイントカード的な使い方
・子どもたちがクルッポで職業体験ができる。地域に仕事があることの意識づけ
・地域の方によるガイドツアーに観光客がクルッポで支払う
・カクテルを自分で作れる体験をクルッポで
・学生目線での就職活動にも使える体験。限定的な期間でのインターン体験をし、その成果をクルッポで報酬としてもらえる
・レンタサイクルでスポットを訪れるとクルッポをもらえる
・スポットが古着やハンドメイドの品をイベント的にクルッポで販売
・鎌倉を歩いた歩数に応じてクルッポがもらえる。SNSで観光やお店の写真をアップするとクルッポがもらえる

ありそうでなかったアイデアを、たくさんありがとうございました!

期末レポートのお題としてのまちのコイン

この講義を受けて、先生から学生たちに期末レポート課題が課されました。

・鎌倉で、まちのコインの利用がさらに高まる施策を提案する
・関東学院大学にまちのコインを導入するとしたら、どのようにするか

学生はいずれかを選びレポートを書くとのこと。どちらを選んでも興味深いレポートになりそうで楽しみです。それについては続編で詳しくお知らせします!

まちのコイン鎌倉を一緒に盛り上げませんか?

今後も私たちと一緒にまちのコイン鎌倉を盛り上げてくださるお店や活動団体の皆さん(スポット)を募集しています。下記のスポット申請フォームから申請を受け付けています。

スポット申請フォーム

まちのコイン鎌倉に関する情報はFacebookページやLINEでお知らせをしています。
そして「やってみたい!」と思ったら、アプリ「まちのコイン」をダウンロードしてみてくださいね。

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