「キュン」を補充

原作を知らずに観に行く利点は、何かしらのポイントでスッと世界観に入っていけることだと思います。

もちろん原作を知って観に行く楽しみもあるけど、少女マンガは特に知らずに見た方が個人的には堪能できる気がします。キャラのイメージだったり、ストーリーの流れだったり、それぞれ「キュン」とするシーンやセリフへの期待値が上がるから。

と、前置きはこのくらいにして。

モエカレはオレンジ色

可愛かったー。泣いたー。

ネタバレなく感想を端的に表すと、このニ言になりました(笑)

物凄く個人的な感想ですが、蛯原さんキザですね。
もちろん良い意味で。少女マンガのヒロインのお相手ってキザというよりSっ気な男子がどうしても多いので、消防士とJKの恋愛と言えどそうなのかなって思ってたんです。違かったのでいい感じに裏切られました。

萌衣ちゃん、可愛い！とにかく可愛い！
お友達の紗弓ちゃんも可愛い！JKの恋バナシーンにもキュンが詰まってて。あんな高校生活を送ってみたかったなーって思ってしまいました。

特別救助隊や救命士さんの仕事も、なんとなくのイメージが映画を見た事で少し明確にもなりました。こうやって人の命と向き合ってるんだなと。

割と泣くタイプなので、「ありきたり」と言われても泣きます。分かっていても泣きます。大切な人を失ったり、誰かの為に感情爆発してたりすると特に。静かに泣くタイプだから他のお客様の迷惑にはなってないかと。

共感度120%だったかと言われると、年齢的に無理があるので控えさせていただきます(笑)ただ、キュンは少し補充できました。
10代〜大学生くらいで観れたら尚良かったと思える作品ではあるかな。若い子達が上映後「キュンが止まらない」とキャピキャピしてたのも見たので、刺さる世代は、まさにそこだと。

原作を読んだら、また違った見え方が出来るのかも知れませんが個人的には満足してます。

原作 : モエカレはオレンジ色

主題歌 : オレンジkiss(Snow Man)